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| ＜▲図：左がGalaxy S7 edge、右がGalaxy S7＞ |
Galaxyシリーズの爆発・発火事件といえば、昨年大ニュースとなった「Galaxy Note 7」における件が思い出される。
Galaxy Note 7はリコールとなり、最終的には日本市場では発売されなかった。そのため日本では米国や韓国などと比べると報道が少なかったように思うが、その後グローバルでリリースされた「Galaxy S8」「Galaxy S8+」に関しても、何となく不安が残る状況でのローンチだったように思う。
Galaxy S8は筆者もGear VR目的で購入して現在メイン機として使っているため、正直な話、今回のGalaxy S7の爆発事件のニュースは人ごととは思えない。一つ前のモデルとはいえ、本当に原因対策ができているのか不安は残るし、Galaxy S7 edgeのユーザーなども気になると思う。発火・爆発事例は人体への被害が発生する可能性があるし、交通機関を利用している際などは無関係の人を巻き込んでしまう懸念もある。そのためGalaxy Note 7の場合は機内持ち込みが禁止されるなどの措置が採られたことも思い出される。
ともかく今回の報道内容を確認してみよう。
爆発が起きたとされるのはビョンさんという方のGalaxy S7。この端末はGalaxy Note 7の発火事故によってサムスン電子が行ったリコールによって提供されたもの。Galaxy Note 7と交換する形でGalaxy S7を入手し、これまで使ってきたようだ。ところが、8月14日午前3時頃、充電中のGalaxy S7が突然爆発したという。
ビョンさんはサムスン電子のサービスセンターに連絡したところ、考えられる原因などの説明を受けたということだが、その後、韓国産業通商資源部・国家技術標準院に精密な分析を依頼している。この調査の結果が出るまでは約1ヶ月かかるとのことだが注目だ。
また、今月7日に同じく韓国の浦項でも充電中のGalaxy S7の爆発による火災事例が報告されているという。こちらに関してはサムスン電子は、充電端子に入った異物が原因ではないかとしているというが、正確な判断をするためには精密な調査が必要と説明したという。
確かに原因が端末の設計や製造にあるのかどうかはまだ分からないと思うが、嬉しいニュースではないことは確か。精密調査の結果にはグローバルで注目が集まるはずだ。
筆者もGalaxy S7のユーザーではないが、同じGalaxyシリーズを使っているのでやはり精密調査の結果が気になる状況だ。
【情報元、参考リンク】
・Record China/サムスンのスマホがまた？交換したGalaxyS7も爆発＝韓国ネット「手製爆弾を作ったの？」「またユーザーのせいに…」
