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【市場調査】Android好調!? 女子中高生向け調査で48.5%がAndroid利用と回答。利用サービスの中心はコミュニケーション系

GMOメディアは26日、同社が運営する「プリキャンティーンズラボ」において実施した調査「女子中高生の夏休みとスマホ事情に関する調査」の結果を発表した。同サイトは10代の女の子に関する研究機関で、様々なアンケート調査、インタビュー調査など様々な情報を発信している。

<▲図:利用しているスマホのOS[N=1,095 単一回答]>

そのプリキャンティーンズラボで実施された今回の調査は、7月16日から19日までの4日間インターネット調査の形で行われ、有効回答数は1,095名。対象は女子中高生だ。

まずは回答者の属性チェックだが、この段階で興味深い結果が出ている。

なんと利用しているスマートフォンのOS調査で、AndroidがiOSを上回っているのだ。Androidが48.5%、iOSが43.3%と、若干だが上回った。日本市場全体で見ると、iOSが依然として強いが、若年層でのAndroidの増加は今後の市場全体での変化に繋がるので注目だ。

現在は格安スマホも徐々に市場が拡大してきているし、大手通信キャリアのラインナップにも低価格の端末が用意されるようになっており、しかも、そうしたエントリークラス端末でも実用上問題ないパフォーマンスを発揮するようになっている。

それだけに中高生など学生のAndroidスマートフォンの利用が増えてきているのかもしれない。これは機種名調査を行えば明らかになると思うが、今回のレポートではそこまでは明らかにされていない。

回答者属性に話を戻すと、中学生は60.9%、高校生は39.1%、年齢分布は12歳が7.1%、13歳が22.2%、14歳が22.6%、15歳が23.4%、16歳が14.8%、17歳が7.9%、18歳が2.0%だ。ボリュームゾーンは13歳から15歳になる。

<▲図:アンケート参加者の属性[N=1,095 単一回答]>

<▲図:アンケート参加者の年齢分布[N=1,095 単一回答]>

なお、OSの割合だが、その他は4.0%で、スマートフォンを持っていないのは4.2%となっている。

では続いて、本調査のテーマとなっている夏休みとスマホの利用事情だが、夏休みの長さは、やはりもっと長くして欲しいようだ。これは筆者も学生時代全く同じことを思っていた。「今よりも長い休みが欲しい」と回答したのは76.7%。また、夏休みの過ごし方だが、友達と遊びに行ったり、部活、夏祭りや花火大会などのイベント参加などが多い。また、勉強、塾などの回答も多い。ゲームをしたり、祖父母など親戚の家に行く人も多く、遊びも含めて意外と忙しく過ごしていることが伺える。自分の昔を思い出すと、中学生の頃は毎日遊んでいたし、高校生の頃も遊びとダラダラが占めていたように思う。

<▲図:夏休みをどのように過ごすことが多いか(上位3つまで)[N=1,095 複数回答]>

<▲図:夏休みにしたいこと・行きたいところ/できたらいいなと思うこと[N=1,095 複数回答]>

さて、それではスマートフォンの利用事情はどうなのか? というと、夏休みなどの長期休暇中の利用時間は増えるのかというと、増えると回答した人が80%。これは当たり前かもしれない。

では、長期休みに利用時間が増えるサービスは? というと、LINEや電話、メールといったコミュニケーションサービスが63.8%、Twitter、Instagram、FacebookといったSNSが60.1%と、基本的にコミュニケーション系のサービスの利用が増えることがわかる。さらに、動画サービスも47.8%ということで動画視聴時間も増えるようだし、ゲームやカメラ/画像加工アプリも増えている。

<▲図:夏休みなど長期休みに利用時間が増えるサービス(上位3つまで)[N=839 複数回答]>

興味深いのはライブ配信に関心がある人だ。

「これまでもライブ配信したことがあり、夏休みもしたいと思う」と答えたのは13.2%、「これまで経験はないが、ライブ配信してみたい」と答えたのは14.4%と、約3割がライブ配信をしたいと考えていることがわかる。そして、ライブ配信で利用したいサービスは? という質問の回答では「ツイキャス」が42.6%、「Mixchannel」が41.9%、「LINE LIVE」が41.2%となっている。「YouTube」は24.9%だ。

<▲図:利用してみたいライブ配信サービス[N=289 複数回答]>

(出典:プリキャンティーンズラボ

【情報元、参考リンク】
プリキャンティーンズラボ/「女子中高生の夏休みのスマホ事情に関する調査」

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