<▲図:g06+> |
端末単体のみではなくSIMカード/通信サービスとのセット価格になるので、一概に安いと言い切ることもできないが、7,800円なら、手を出しやすい安価なスタート価格であることは確かだ。
近年のスマートフォンはAndroidのみならずiPhoneについても一昔前と比べると画面の大型化が進み、現在では5インチ台が主流だが、4インチ台の小型ディスプレイを望む方も十分多いと思う。
gooのスマホ第6弾として昨年秋にリリースされたg06は、4インチのディスプレイを採用した小型ボディのスマートフォンで、やはり今回のg06+と同じく7,800円で販売され、発売から半年で完売している。その後も4インチの端末を望む声が多かったという。
その声に応える形で、g06の仕様を一部バージョンアップしたg06+をリリースすることを決めたという。
g06+ではOSをAndroid 7.0にし、メモリ(RAM)もg06の1GBから2GBに増量。ストレージ(ROM)もg06の8GBから16GBに倍増されている。実際問題、1GB/8GBという構成は本当に最小限なので用途が限られてしまうが、g06+の2GB/16GBという構成であれば、ウェブブラウザやSNS等、負荷のそれほど重くない用途であれば十分に実用的なパフォーマンスで動く。しかも、Android 7.0になっている点も大きい。
ディスプレイはg06と同じ4インチ、解像度が800×480ドットのもの。IPS液晶で視野角も広い。ただし、解像度の関係から、最新のゲームアプリの中には動作対象外のものも出てくるので、ゲームが中心の方は注意してほしい。ゲームアプリ目的の場合は、根本的に動かないという問題を避けるためにも、より解像度が高い機種を選んだ方がいい。
カラーバリエーションは、g06で人気だったブラック、インディゴに加えて、子供にもオススメとされるライトブルー、イエロー、ピンクが加わっている。さらに、標準のgooRed(グーレッド)ともう一色の背面カバーがセットになっているので、最初から気分でカラーを変えられる状態が提供される。
大人がメインスマホとして使うにはスペックが厳しかったg06よりも実用的なスペックにまで引き上げられているので、g06+は子供用スマホとしてだけでなく、携帯電話代を徹底的に下げたい場合にも良い選択肢の一つになるかもしれない。
CPUはMediaTekのMT6737Mクアッドコア1.1GHzで、外部メモリのmicroSDカードは最大128GBまでサポート、メインカメラは約500万画素、サブカメラは約200万画素、バッテリー容量は1,700mAh、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetooth 4.0、LTEはB1/B3/B19対応、W-CDMAはB1/B6対応、GSM(850/900/1800/1900MHz)対応となっている。
現在、g06+発売記念キャンペーンも開始されている。先着906名にgooポイント1,000ポイントがプレゼントされたり、gooメールも使っている方(新規加入者も対象)には1,500ポイントがプレゼントされるようなキャンペーンだ。
【情報元、参考リンク】
・g06+製品ページ
・NTTレゾナント/プレスリリース