ABCは5月28日に東海大学高輪キャンパスで春のイベントが開催されたばかりだが、基本的には半年の間隔で開催されるので、次回は秋の予定。会場は過去のイベントでも使われた川崎市産業振興会館。過去回で訪れた方は覚えていると思うが、今回が初めてになる方でも川崎駅から遠くないので、あまり迷わずに辿り着けると思う。
次回イベントは通算で16回目の開催となり、イベントの基本構成は従来通り、バザール(展示)とカンファレンス(講演)となる。
バザールもカンファレンスもAndroid関連の事業・研究開発などに取り組む企業や団体、個人が参加し、様々な展示、講演を行うわけで、基本的には同じく業界関係者や開発者などを対象としている。だが、一般ユーザーが参加しても楽しめる展示も多く、家族連れで訪れる方も多いし、学生の参加者も多い。
特にバザールではロボットや各種IoTなどの展示もあるので、お子さんも楽しめるし、土曜日に時間が取れる方は気軽に足を運んでみてほしい。
カンファレンスはバザールと比べると、より関係者向けのテーマが多い。Android関連の事業、開発に携わっている方などは、開催日が近くなるとタイムテーブルが公式サイトで発表になるので、それを待って、どの講演を聴講するか予定を立ててほしい。
また、今回は面白い取り組みも行われる。
「夏休み自由研究コンテスト」や「親子ものづくり体験教室」だ。
前者は、小学生を中心に中学生・高校生・大学生以上・大人の自由研究作品の出展を募集する、というもので、ABCでの企画ではあるものの、Androidとの関連性は問わないという。何かしらの工作やプログラミングなど、皆さんの自信作・自由研究の成果を展示発表できるチャンス。小学生のエントリーでは、開催当日に展示会場内で自身の展示について説明参加できる募集枠もある。こちらは事前の審査があるとのこと。
まだ夏休みの自由研究で何を行うか決めていない学生も多いと思うが、ABCでの展示チャンスも含めて考えるとモチベーションも高まるかもしれない。
詳しくは下記の公式サイトをチェックしてほしい。
→「ABC2017A 子供から大人まで参加可能夏休みの自由研究コンテスト出展」ページ
次に「親子ものづくり体験教室」だが、ものづくりの人材育成を目的として、楽しみながらものづくりの大切さを学んでもらう企画。親子で楽しみながら、協力しながらできる体験教室になる。教室は2つ用意される予定で、1つは「mBotで楽しいロボットプログラミング体験教室」、もう1つはまだ未定だ。ロボットプログラミング教室は、パソコンやタブレットなどを使ってプログラミングすることで、思い通りにロボットを動かすことができるので、かなり楽しめそうだ。
イベントの開催概要は下記の通り。すでに参加募集ページも用意されているので、忘れずに参加登録しておこう。参加費用は無料だ。ただし、参加登録・管理には一般サービスである「connpass」というサイトが使われており、connpassのユーザー登録も必要となる。こちらも登録料・利用料等、無料で利用できる。
- イベント名称:ABC 2017 Autumn in KAWASAKI
- 日時:2017年10月14日(土)10:00~ 18:00 (予定)
- 会場:川崎市産業振興会館 (神奈川県川崎市幸区堀川町66-20)
- 参加費用:無料
- 主催:日本Androidの会・特定非営利活動法人日本Androidの会
- 共催:川崎市・公益財団法人川崎市産業振興財団
- 公式サイト
- 参加募集ページ(connpass)
- Twitter:@androidgroup_jp ハッシュタグ #ABC2017A
- Facebook:日本Androidの会ページ
【情報元、参考リンク】
・ABC 2017 Autumn in KAWASAKI公式サイト
・ABC 2017 Autumn in KAWASAKI参加申し込みページ(connpass)