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ドコモに続きソフトバンクショップでも定休日を導入。auも一部で導入

ソフトバンクが6月内をめどに全国のソフトバンクショップのうち約8割にあたる約2,000店舗で月に1回の定休日を設ける上、営業時間を短縮する方針だと日本経済新聞が報じた。同紙によれば、携帯電話販売店(ソフトバンクに限らず)は年中無休の上、商品の説明が複雑なため新人の離職率は4割に達するという。働きやすい環境を整えて離職率の改善を目指す。

<▲表:千葉県船橋市のソフトバンクショップの一部。ショッピングモール内などの約500店舗は年中無休が継続されることもあり、ららぽーと店は年中無休だが、それ以外は定休日を設けている>

なお、ソフトバンクショップは今回全国的に定休日を導入することになるが、NTTドコモ(以下、ドコモ)の商品/サービスを取り扱うドコモショップでも今年度から全店で月に一回の定休日を設けている。定休日は全ての店舗で同じ日ではない。店舗によっては第二火曜だったり、第三水曜だったりと異なるので、気になる方は最寄りの店舗の定休日を調べてみよう。

<▲表:千葉県船橋市のドコモショップ。5月から定休日を導入。北習志野店が6月13日を臨時営業日としているが、人気機種の発売日などは臨時に開けることが予想される>

ソフトバンクの場合も、定休日は一律ではなく、店舗側が自由に決められるという。おそらく近隣のショップが全て同じ日を定休日にする、ということはないと考えられるので、万一最寄りの店舗が休みの日に携帯電話が故障したり、何らかの用事があっても別の店舗が開いているはずだ。

一方、au(KDDI/沖縄セルラー)を取り扱うauショップは一部の店舗で定休日を導入するにとどまっている。ただし、導入が始まったことは確かで営業時間の短縮も行われているので、いずれドコモ、ソフトバンクと同様、全国的に導入されるものと思われる。

<▲表:千葉県船橋市のauショップ。auショップは一部のみ定休日を導入している段階>

実際問題、携帯電話の商品/サービスは携帯メディア業界にいるライターにとっても複雑に感じるもので、日頃から各社のニュース、キャンペーン情報などを広く追っていても付いていきにくいし分かりにくい。一般ユーザーが複雑に感じることは容易にわかるし、ショップ店員も同様だろう。個人的にも、もう少しシンプルにして欲しいと思う。

なお、同紙によれば、現在の国内の携帯電話ショップで働くのは12万人とされている。

※記事内に掲載した各ショップのリストの図はクリックすれば拡大します。

【情報元、参考リンク】
日本経済新聞

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