LINEは15日、内閣府が運営するマイナンバーのポータルサービス「マイナポータル」とコミュニケーションアプリ「LINE」を連携させることで合意し、協定を締結したと発表した。
まず、マイナポータルは、マイナンバーカードを用いて自分のアカウントを作ることで、行政機関が持つ自分自身の情報をオンラインで確認することができるようになったり、行政機関からのお知らせを受け取ることのできるサービス。全国の行政サービスを検索し、電子申請することもできる。
このマイナポータルとLINEが連携する。
マイナポータルではLINE公式アカウント「マイナちゃん」が今後開設される予定で、マイナちゃんとのメッセージのやり取りを通じて、全国の行政サービスを横断検索できるようになる。この際、自分のマイナンバーなどの個人情報を用いる必要はない。また、検索の結果、希望に合うサービスが見つかったら、表示されたURLをタップしてLINEからマイナポータルへ移動し、そこから電子申請を行うことができる。マイナちゃんを介したシームレスな連携などが導入される予定。
さらに、行政サービスからの通知をLINEで受け取る、という連携機能も利用できるようになる。わざわざLINEで通知を受けなくても電話やメール、文書などで受ければいい、という話でもあるかもしれないが、スマートフォンで通知を受けられるようになるのは便利といえば便利だろう。
内閣府特命担当大臣(マイナンバー制度)である高市早苗氏によれば、12月にかけて保育園への申請が利用される時期とのことで、そこに向けて懸命に準備を進めている、とのこと。
【情報元、参考リンク】
・LINE/プレスリリース
・マイナポータル
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