<▲携帯電話国内出荷実績 月次推移(2015年11月~2017年4月)> |
JEITAによれば、冬春商戦期のスマートフォンの出荷は堅調に推移しており、前年と比べて4ヶ月連続でのプラスになっている。ただし、携帯電話全体で見た場合、今年2月は前年同月比では下回っている。
2016年1月から12月の国内携帯電話の出荷台数は1,703万台で、内スマートフォンは966万台。
携帯電話全体に占めるスマートフォン比率は横ばい傾向だが、長いスパンで見ると今後も増加していくはずだ。2012年度に55.9%に達し、そこで一旦頭打ちとなり、2013年度、2014年度、2015年度はそれを下回った。しかし、2016年度に60.8%と一気に過去最高を記録。今年も1月に65.1%、2月に67.2%、3月に69.4%、4月に56.7%と高い数値を記録しており、過去最高を更新する可能性がある。
<▲スマートフォン比率(携帯電話に占める比率)> |
なお、一年を通して見たとき、月による出荷台数の差があり、例年6月・7月頃は多い。
例えば昨年も一昨年も6月が一番多い。今年も通信各社の夏モデルが続々と登場する6月は出荷台数が多いことが予想されるので、最終的な売上に注目したいところ。
<▲2015年以降の携帯電話国内出荷実績(単位:千台、%)> |
【情報元、参考リンク】
・JEITA/プレスリリース