<▲図:Xperia Z5でのソフトウェア更新時の注意事項> |
該当機種は「Xperia Z4 SO-03G」「Xperia Z5 SO-01H」「Xperia Z5 Compact SO-02H」「Xperia Z5 Premium SO-03H」。
ソフトウェア更新は「設定」→「端末情報」→「ソフトウェアアップデート」と進め、あとは画面に表示される指示に従って操作を行えば導入できる。もしくは通知が来ている場合には通知から進めても構わない。
最新ソフトウェアのダウンロードにかかるデータ通信料はspモード契約の場合は無料だが、更新にかかる時間が長いこともあり、できれば家など落ち着いた場所で安定したWi-Fiを使って行う方がいいだろう。
所要時間はXperia Z5の場合で約55分とされるが、もちろんユーザーごと、端末の状況によって異なる。インストールしているアプリの数が多いユーザーはより多くの時間がかかるが、少ない場合は短い。また、ソフトウェアのダウンロード時間に関しても回線速度次第なので、重ねての注意になるが時間に余裕があるときに行いたい。
最新ソフトウェアのファイルサイズはXperia Z5の場合で約1.2GB。
また、今回のソフトウェア更新にはOSのバージョンアップ以外にもセキュリティ更新やその他改善内容なども含まれている。
さて、そのAndroid 7.0だが、非常に大きな魅力は「マルチウィンドウ」機能の追加、省電力機能の強化だ。
<▲図:マルチウィンドウ機能のイメージ> |
マルチウィンドウ機能は画面上に同時に2つのアプリを表示し、操作できるというもの。パソコンライクの使い方ができる。これまでもXperiaではスモールアプリを使って電卓やブラウザなどでは似たことはできていたが、よりオーソドックスで本格的。使いたいアプリを起動後、マルチタスクキーをタップし、同時表示させたいアプリを長押しで選択すればいい。長押し後、画面上部にドラッグすれば分割表示できる。分割状態を解除したい時は中央に引かれた分割ラインを画面の上端か下端までドラッグすればいい。
ただし、非対応アプリもあり、その場合にはマルチウィンドウでは使えない。ちなみに、スモールアプリの起動方法も変更されている。従来はマルチタスクキーをタップすると画面下にスモールアプリのアイコンが表示されていたが、アップデート後は画面左上に「スモールアプリ」という文字がさりげなく表示されるので、そこをタップしよう。スモールアプリのリストが表示されるので、使いたいアプリを選べばいい。手間が1ステップ増えているが、スモールアプリにはスモールアプリの良さ(最初から画面上に重ねて表示させて使う設計になっているので使いやすい)があるので、シーンに合わせてマルチウィンドウと使い分けたい。
省電力機能はAndroid 6.0よりも強化され、主にスリープ時の消費電力が低減される。
また、通知パネルの使い勝手も向上し、他のアプリを使いながらでも通知エリアからメッセージの返信が手軽にできるようになる。
他にはAndroid 7.0のデザインに合わせてソニーモバイル製のダイヤルと連絡先アプリのデザインも変更されている。
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/Xperia Z4 SO-03Gの製品アップデート情報
・NTTドコモ/Xperia Z5 SO-01Hの製品アップデート情報
・NTTドコモ/Xperia Z5 Compact SO-02Hの製品アップデート情報
・NTTドコモ/Xperia Z5 Premium SO-03Hの製品アップデート情報