<▲図:マルチウィンドウ機能について> |
同社は「Xperia Z4 SOV31」にも同じくAndroid 7.0へのバージョンアップを含むアップデートを用意していて、こちらは31日10時より配信となる予定。
また、Xperia Z4及びXperia Z5シリーズはNTTドコモ向けモデルにもAndroid 7.0へのバージョンアップを含む最新ソフトウェアが配信開始となっており(こちらの記事参照)、Z4/Z5シリーズの多くのユーザーがAndroid 7.0環境を利用できるようになって来た。
auのユーザーがXperia Z4/Z5をAndroid 7.0にアップデートする際に注意すべきポイントは、まずはLTEを使った場合のデータ通信料は無料ではないという点。
ソフトウェアアップデートにかかるデータ通信料が無料か有料かというのは通信キャリアによっても機種によっても異なるが、今回は有料なので、可能な限りWi-Fiを使ってダウンロードしたい。LTEを使ってダウンロードする場合、最新ソフトウェアのサイズは約1.2GBなので、契約しているパケットパックの余りに注意してほしい。十分に余っているのであれば気にせずにダウンロードしていいだろう。
更新にかかる時間は約60分程度とされているが、あくまでも目安。
ソフトウェアのダウンロードにかかる時間も、実際のインストールにかかる時間も異なるので、時間に余裕のあるときに行いたい。回線速度が遅いとダウンロードに時間がかかるし、インストールされているアプリの数が多いと更新処理に時間がかかる。
なお、今回導入されるAndroid 7.0における最大の魅力はマルチウィンドウ機能と強化された省電力機能だ。
マルチウィンドウ機能では、二つのアプリを同時に画面に表示させ、操作できるので、ブラウザでWebページを見ながらメールを書いたり、動画を視聴しながらSNSをしたりなど、ながら作業ができる。これはXperia独自のスモールアプリより本格的な機能なのでぜひ使ってみよう。マルチタスクキーをタップし、同時表示させたいアプリで長押しすればいい。長押し後、画面上部にドラッグすれば分割表示できる。分割状態を解除したい時は中央に引かれた分割ラインを画面の上端か下端までドラッグすればいい。
ただし、非対応アプリの場合はマルチウィンドウで使えないので注意してほしい。
なお、スモールアプリを起動する方法が変更になっているので、そちらも注意したい。以前はマルチタスクキーをタップすると画面下にスモールアプリのアイコンが表示されていたが、Android 7.0にバージョンアップ後は、左上に「スモールアプリ」という表示がされるようになるので、それをタップする。あとは起動したいスモールアプリをリストから選べばいい。
また、通知パネルも改善され、例えば、通知ごとにアプリ名が表示されたり、メッセージへの返信をパネルから手軽にできたり、とかなり便利になっている。
<▲図:通知パネルについて> |
<▲図:通知からのメッセージ返信について> |
データ通信量を抑える「データセーバー」機能も追加された。アプリがバックグラウンドで動作中に行うデータの送受信を停止させることでデータ通信量を抑えることができる、というもの。
<▲図:データセーバーについて> |
【情報元、参考リンク】
・KDDI/Xperia Z5 SOV32 OSアップデート情報
・KDDI/Xperia Z4 SOV31 OSアップデート情報