<▲図:WSD-F20S> |
WSD-F20の標準モデル自体も新製品で現時点では未発売。発売日は4月21日でメーカー希望小売価格は51,000円(税抜き)。標準モデルのカラーバリエーションはオレンジとブラックの2色で、型番はオレンジモデルが「WSD-F20-RG」、ブラックモデルが「WSD-F20-BK」。
<▲図:標準モデル。左がオレンジ、右がブラック> |
今回新たに発表されたWSD-F20Sは、風防に強く美しいサファイアガラスを採用し、ボタンやビル、美錠、遊環などに傷つきにくく発色が美しいブルーとブラックのIP処理が施されている。そして、バンドには半つや加工が施されるなど、高品位のデザインとなっている。
さらに、パッケージも特別仕様。WSD-F20シリーズのインターフェイスデザインのベースとなっているトライアングルをモチーフにした特別パッケージ。
<▲図:WSD-F20S、パッケージ> |
機能・スペックは標準モデルと同じ。
WSD-F20シリーズはAndroid Wear 2.0を採用していることがスマートウォッチとしては一つの特徴だが、オフラインでも使えるカラー地図を利用できることが非常に大きな魅力となっている。もちろんGPSも内蔵している。
地図はMapbox社のもので、行き先の地図を事前にダウンロードしておけば、GPSと合わせて、オフライン状態でも現在地を確認できるので、アウトドアでとても役に立つ。
<▲図:ロケーションメモリーアプリ、地図について> |
バッテリーの持ちは、省電力性能を高めていることで、スマートウォッチとして多機能ながら通常使用で約1日以上持つという。時計のみ使用した場合は約1ヶ月持つのも嬉しい。フル充電にかかる時間は約2時間。
ディスプレイは約1.32インチで、2層構造になっている。カラー液晶とモノクロ液晶の2層で構成され、モノクロ液晶で時計表示を常時行うので、時計のみ使用した場合は約1ヶ月も持つようになっている。
タフネス設計も健在で、米国国防総省が制定した調達基準「MIL-STD-810G」に準拠する落下、振動、湿度、太陽光照射、低圧保管、低圧動作、高温保管、低温保管、温度衝撃、氷結試験をクリアする。さらに、5気圧防水だ。
トレッキング、サイクリング、フィッシング、スノー、パドルといったアクティビティの記録もでき、トレッキングでは地図上に移動軌跡を表示することもできる。
<▲図:アクティビティについて> |
また、位置情報コミュニケーションアプリ「CASIO MOMENT LINK」を使って、仲間の位置を地図上に表示したり、テキストメッセージのやり取りもできる。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/WSD-F20S
・Amazon.co.jp/WSD-F20
・カシオ計算機/プレスリリース