<▲図:「MUSIC+プラン」加入者増や音声通話利用比率増を受けてサービス強化> |
まずは今後の展開だが、初夏に予定されている計画が2つある。一つは「通話定額オプション」の導入。通話定額サービスは今ではNTTドコモ、au、ソフトバンクら大手通信各社はもちろんMVNOサービスでも導入が進んでいるが、LINEモバイルでも利用できるようになる。LINEで通話すればいいとも言えるが、音声通話の利用比率は増えてきているという。
もう一つは「MUSIC+プラン」におけるカウントフリー対象サービスの拡大だ。
LINEモバイルでは「カウントフリー」がサービスの大きな特徴になっている。例えばLINEのデータ通信量はカウントされないので、すなわち追加料金は発生しない。各種SNS(Twitter、Facebookなど)も同じくデータ通信量をカウントしないなど、「カウントフリー」が大きなポイントになっている。カウントフリーの対象サービスは加入する料金プランによって異なるが、「MUSIC+プラン」では現在はLINEを始めとする主要SNSに加えて、LINEグループの音楽サービスである「LINE MUSIC」がカウントフリーの対象だ。
しかし、初夏をめどに対象サービスが広がる予定だ。他社の音楽サービスが加わる予定なので、LINE MUSIC以外のサービスを利用しているユーザーには嬉しい。
今回発表された新機能/新サービスは以上だが、同社は販売チャネルの拡大など、様々な面でLINEモバイルの強化を目指している。販売チャネルに関しては、ビックカメラ、ヨドバシカメラ全10店舗に「即日受渡しカウンター」が15日より開設する。さらに、より多くのユーザーとの接点を作るため、リアルでのタッチポイントを全国100箇所以上に増やしていくとのこと。
また、同社は現在実施中のキャンペーン「春の新生活応援キャンペーン」の期間を当初予定の3月末までから4月末までに延長することを明らかにした。
このキャンペーンでは、月額基本使用料が最大3ヶ月分無料になる。
【情報元、参考リンク】
・LINEモバイル
・LINE/プレスリリース