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ソフトバンク、スーパーフレックスタイム制導入や在宅勤務の拡充など働き方改革を推進

ソフトバンクは13日、働き方改革推進の一環として、4月より新たな人事制度を導入すると発表した。具体的には1万人規模での「スーパーフレックスタイム制」の導入や、在宅勤務制度の拡充・拡大など。

同社は働き方に関するスローガンとして「Smart & Fun!」を掲げ、ITやAIを駆使して全社員がスマートに楽しく働くことを目指すとしている。今回新たに導入される制度はその実現に向けたものという。

まず、スーパーフレックスタイム制は、現在のフレックスタイム制からコアタイムを撤廃したもの。コアタイムがないので、より自由な就業時間が可能となる。このスーパーフレックスタイム制では、業務状況に応じて始業時刻、終業時刻を日単位で変更可能となるため、例えば、プライベートで何か用事があるときにはそれに合わせて始業時刻や終業時刻を変更するなど柔軟な働き方が可能になる上、プライベートでの予定も取りやすい。

このスーパーフレックスタイム制は約1万人の社員が対象。

次に在宅勤務制度についてだが、現在のソフトバンクでは、育児期や家族の介護が必要な社員などを対象に週1回利用可能となっているという。今後はその回数を増やし、対象となる社員の範囲も広げるという。ただし、段階的な導入となるようで、一般社員へのトライアルを経て、将来的な全社への拡大を目指すということだ。

そして、金曜日の就業時間に関しても変化がある。

経済産業省及びプレミアムフライデー推進協議会が推進する消費喚起施策である「プレミアムフライデー」の趣旨に賛同し、2月24日から毎月末の最終金曜日は午後3時を退社奨励時間とするという。

また、業務の効率化によって創出できた時間を自己成長機会に投資してもらうためとして、全正社員に毎月1万円の「Smart & Fun!支援金」を給付するとのこと。

ソフトバンクグループでは働き方の変化については最近ではヤフーも注目を集めている。特に「週休3日制」導入についてだ。ヤフーもこうした変更は段階的に導入する考えで、まずは週休2.5日制を導入し、最終的には完全週休3日制への移行を計画している。それも2020年頃までと、意外と近い将来の話だ。

ソフトバンクグループの話題といえば、これまでは各種サービス料金の値下げ、要するに価格破壊、そして企業買収や新事業といったものが多かったが、ここ1、2年は働き方改革の話も増えてきた。スーパーフレックスタイム制、在宅勤務、週休3日制といったものは特に多くの人にとって関心の高い話題で、実際に導入した結果についても関心を寄せられるはずだ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンク/プレスリリース

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