KDDIは14日、訪日外国人の接客対応サービスの一環として活用できる法人向けの新サービス「KDDI AI翻訳」と「KDDI TV通訳」を同日より受付開始した。
「KDDI AI翻訳」は、音声入力もしくは文字入力によって英語、中国語、韓国語の翻訳が可能なアプリ/サービス。音声認識や翻訳過程にディープラーニングなどのAI技術を活用し、会話の中に出てくる曖昧な表現にも対応できる高精度が魅力とされる。
一方の「KDDI TV通訳」は多言語に対応できるオペレーターによるサービス。
オペレーターがタブレットの画面越しに、接客対応者と訪日外国人のお客との間で、異なる言語での会話をそれぞれ通訳する三者間通話サービス。英語、中国語、韓国語、フィリピン語、フランス語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語の9ヶ国語に対応している。
同社によれば、簡単な会話はアプリによる「KDDI AI翻訳」、接客時に複雑な案内が必要なシーンでは「KDDI TV通訳」が適しているとしている。
今後、両サービスともに対応言語を順次拡大していく予定という。
なお、羽田空港国内線旅客ターミナルを管理・運営する日本空港ビルディングはすでに昨年3月から羽田空港国内線旅客ターミナル内の案内所などで「KDDI TV通訳」を実証利用している。
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