<▲図:伊藤園の自販機やタリーズコーヒーがポケモンGOで登場> |
今回の契約によって、伊藤園の自動販売機、タリーズコーヒー店舗(※タリーズコーヒージャパンは現在伊藤園の子会社)の合計2,000ヶ所以上が新たにポケモンGOの「ポケストップ」や「ジム」としてゲーム内に登場する。特に自販機が加わるのは筆者のように家の近くにポケストップが少ない郊外在住のプレイヤーには嬉しいはず。
より具体的に紹介すると、伊藤園の災害対応自動販売機などの自動販売機約1,800台と、タリーズコーヒーの約200店舗がポケストップかジムになる。そして、今後さらに対応自動販売機とタリーズコーヒーの店舗は増えていく予定。
災害対応自動販売機というのは聞きなれない言葉だが、風水害、地震など様々な大規模災害時に停電となった際、支援物資として飲料の提供が可能な自動販売機のことをいう。
これは日頃から地震が多い日本だけに、ポケモンGOの話を抜きに全ての人が覚えておいた方がいいことだろう。災害対応自動販売機は伊藤園だけに限らず、コカ・コーラやダイドードリンコなど各社が導入している。
停電になった時にどのように無料で飲料を提供するのかというと、非常用電源で運転する。そして、非常時用のモードへの切り替えは遠隔操作や手動操作などで行う。この辺りはメーカーによっても自動販売機の機種によっても異なるようだ。
大規模災害時、飲料に困った時、自動販売機に行けば入手できる可能性があるので、そのことは覚えておきたい。
さて、話を本題に戻すと、今回、伊藤園の自動販売機とタリーズコーヒーがポケストップ及びジムになったわけだが、3社のパートナーシップ契約はそれだけにとどまらない。
伊藤園とタリーズコーヒーでは、コラボレーションキャンペーンや魅力あるサービスの提供を検討する、としているので、今後、面白いキャンペーンやサービスが登場するかもしれない。期待して待ちたい。
【情報元、参考リンク】
・伊藤園/プレスリリース
・Google Play/ポケモンGO