<▲図:HUAWEI nova> |
novaは、ファーウェイが展開するスマートフォン/タブレットのラインナップにおいて、日本市場では初めて投入するブランドであり、主に若者をターゲットとした製品。グローバルでも昨年秋に投入されたばかりの新しいブランドだ。
若者向けということもあり、価格帯も抑えられ、それでいてデザイン品質を落とさず、比較的無難なスペック構成でまとまった欠点の少ないスマートフォン。
市場推定価格は37,980円(税抜)で、発売日は2月24日。価格は「HUAWEI P9」より安価で、「HUAWEI P9 lite」より高価といったところ。また、デザインテイストはP9/P9 liteとは異なる。
novaはP9のような「ダブルレンズカメラ」は搭載しないものの、高品質のカメラ、カメラアプリ/機能を搭載する。
メインカメラは1,200万画素のセンサーで、これはP9のダブルレンズカメラの一つを構成するカメラと同じ。ダブルレンズカメラの場合は、モノラルセンサーのカメラも合わせているが、novaはシングルセンサーカメラだ。
前面のインカメラには800万画素のセンサーを採用し、自撮り機能が強化されている。
カメラ機能では、P9にも搭載された「パーフェクトセルフィーモード」に加え、「メイクアップモード」を搭載する。パーフェクトセルフィーは、あらかじめいくつかの角度から自分の顔を撮影しておくと、後から自撮りをした時に補正してくれる、というもの。補正を強くかけすぎると、宇宙人的なイメージにもなりかねないが、適度にかけると綺麗になる。
それに加えて搭載されたメイクアップモードは、国際的なメイクアップアーティストの監修を受けたもので、画像内でメイク加工ができてしまう。すっぴんで撮影しても、まるでメイクをした状態のような写真にすることもできるし、後から色々と修正できてしまうので、特に女性ユーザーにとっては重宝する機能になりそうだ。男性にとっても、髭の剃り跡などを消せて便利かもしれない。
動画撮影では4K動画も可能だ。また、ハイダイナミックフラッシュというLEDフラッシュを搭載し、夜間でもより綺麗に撮影できる。
高速かつ精度良く認証できる指紋認証センサーも搭載する。
なお、同時発表された、より安価なnova liteとスペック上逆転している部分もあるので注意したい。nova liteのOSはAndroid 7.0だが、novaはAndroid 6.0だ。ただし、Android 7.0へのアップデートの提供が予定されているので、あまり気にしないでもいいだろう。
基本スペックは次の通り。
- OS:Android 7.0
- CPU:Qualcomm Snapdragon 625オクタコア
- メモリ:3GB(RAM)、32GB(ROM)
- 外部メモリ:最大128GBまでのmicroSD
- バッテリー:3,020mAh
- ディスプレイ:約5インチ(1,920×1,080ドット)
- メインカメラ:約1,200万画素
- サブカメラ:約800万画素
- Bluetooth:4.1 with BLE
- Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n準拠
- 入出力・充電端子:USB Type-C
- LTE対応通信速度:下り最大225Mbps、上り最大50Mbps
なお、対応通信方式は下記の通り。
- FDD-LTE:B1/3/5/7/8/18/19/28(※au VoLTEにも対応予定)
- TDD-LTE:B38/40
- LTE CA DL(国内):B1+19/(B1+B18も対応予定)
- WCDMA:B1/5/6/8/19
- GSM:850/900/1800/1900MHz
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