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au、災害時にKDDIグループ保有の船舶による海上からの携帯電話サービスを提供

KDDIは23日、KDDIグループの国際ケーブル・シップ(以下、KCS)が所有する海底ケーブル敷設船「KDDIオーシャンリンク(KOL)号」への船舶型基地局の設置が完了したと発表した。


船舶型基地局は、その名の通り、船に搭載できるタイプの携帯電話サービスの基地局で、大規模災害時の発生時などに陸上でのエリア復旧が困難な場合においても、海上から携帯電話サービスを提供することを可能とする。

2011年の東日本大震災において、道路の寸断や光ケーブルの切断によって、陸路からの基地局復旧に困難を要した経験から、海側からのエリア復旧が可能な船舶型の基地局を実用化すべく、海上保安庁や関連機関の協力のもと、KDDIは専用の通信装置の開発や実施試験を行ってきた。

災害時のエリア復旧に向けた対策はKDDIに限らず、NTTドコモやソフトバンクも積極的に取り組んでいる。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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