KDDI、沖縄セルラーは11日、都内で新商品発表会を開催し、今春向けモデルのスマートフォン3機種、フィーチャーフォン1機種などを発表したが、ラインナップの一つとして「WiMAX 2+」の下り最大440Mbpsに対応したホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」(ファーウェイ製)も含まれている。
auからは同じく下り最大440Mbps対応のモバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W04」も発表されており、今回、WiMAX 2+関連機器は2機種が用意された。
自宅でWiMAX 2+を利用する場合、モバイルWi-Fiルーターでも構わないが、ホームルーターの場合は同時接続できるWi-Fi機器の台数が多いことが大きな違いとなる。自宅で使う場合、特にファミリーユーザーの場合はスマートフォンの台数も家族分あったり、パソコン、タブレット、テレビ、プリンタ、ゲーム機と、意外とあっという間に10台を超える。そうした場合、モバイルWi-Fiルーターでは賄えない可能性があり、ホームルーターの出番となる。
今回登場するSpeed Wi-Fi HOME L01の場合は、最大で40台のWi-Fi機器の接続ができるので、Wi-Fi機器が増えてきた昨今の状況にも対応できる。
ただし、内訳は2.4GHzが20台、5GHzが20台なので、その点には注意が必要だ。最近のスマートフォンやタブレット、パソコンは5GHzに対応しているものが多いので、それらは5GHzに繋ぐ方がいいだろう。
対応するモバイル通信はWiMAX 2+とau 4G LTEで、WiMAX 2+では下り最大440Mbpsに対応する。下り最大440Mbpsは現状では利用可能エリアが東名阪に限られるが、2月1日以降、順次全国展開されるため、現在エリア外の方もいずれ下り最大440Mbpsのエリアに入るはずだ。
また、au 4G LTEではプラチナバンドの800MHzに対応するほか、キャリアアグリゲーションに対応するので下り最大225Mbpsでの通信が可能だ。
本体サイズは約180×93×93mmで、重さは約493g。
Wi-Fiのほか、有線LANポートが2ポート用意されている。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース
・UQ WiMAXオンラインショップ
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