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カシオ、Android Wear 2.0採用GPS搭載でタフな「Smart Outdoor Watch WSD-F20」を4月21日に発売へ

カシオ計算機は5日、OSにAndroid Wear 2.0を採用し、タフなボディ設計やアウトドア向けアプリ/機能が魅力のウェアラブルデバイス「Smart Outdoor Watch WSD-F20」を発表した。発売日は4月21日の予定で、カラーバリエーションはオレンジとブラックの2色、メーカー希望小売価格は51,000円(税抜)。

<▲図:左がオレンジ、右がブラック>

また、同社は昨年3月発売の旧モデル「WSD-F10」についても今春Android Wear 2.0に対応予定だと明かしている。

新モデルのWSD-F20は、低消費電力、GPS搭載、オフラインでも使えるカラー地図機能などが大きな特徴で、単独での使い勝手が向上している。スマートフォンの電波が届かない場所、スマートフォンを持ち出しにくいウォータースポーツなどのシーンでもWSD-F20単独で様々な機能を利用できるのが魅力だ。

電力消費が抑えられたことで通常使用で約1日以上持ち、時計のみの場合は約1ヶ月以上持つ。フル充電までにかかる充電時間は約2時間。本体サイズは約61.7×57.7×15.3mmで、重さは約92g(バンド含む)。

ディスプレイは約1.32インチで2層構造。カラーTFT液晶とモノクロ液晶の2層で構成され、モノクロ液晶で時刻表示を常時行う。一方、カラー液晶で地図や計測情報や各種アプリのデータを表示する。このようにカラー液晶とモノクロ液晶で使い分けすることで消費電力を抑えることに成功している。

<▲図:ディスプレイは2層構造>

Mapbox社の地図データを導入し、行き先の地図を事前にダウンロードしておけば、GPSデータと組み合わせて、オフライン状態でも自身の位置を確認できる。地図ではナビゲーション機能も利用できる。また、新機能となる「ロケーションメモリー」アプリでは、地図上に文字やマーカーなどを残すことができるので、登山道の途中で見つけた美しい景観や釣りのポイントなどの記録に活用できる。

<▲図:ロケーションメモリーアプリ、地図について>

デザイン面では、ボタンガード、保護ベゼル、大小3つのサイドボタンを採用し、操作性を向上。堅牢性に関しては、米国国防総省が制定した調達基準「MIL-STD-810G」に準拠する落下、振動、湿度、太陽光照射、低圧保管、低圧動作、高温保管、低温保管、温度衝撃、氷結試験をクリアする。さらに、5気圧防水だ。

<▲図:ツールアプリの表示>

各種アクティビティの記録については、トレッキング、サイクリング、フィッシング、スノー、パドルなどの記録をリアルタイムで表示できる。例えば、GPSと地図を活用し、トレッキングでは地図上で移動軌跡を確認できるほか、スノーでは地図上に一本ごとの軌跡や最高速度を表示することもできる。

<▲図:アクティビティについて>

数人でアウトドアに出かけるときに便利な機能として位置情報コミュニケーションアプリ「CASIO MOMENT LINK」がある。GPS情報によって仲間の位置を地図上に表示したり、テキストメッセージのやり取りができる。ただし、この機能に関してはGPSのほか、連携するスマートフォンがインターネットに接続されている必要がある。また、iOSには非対応。

連携できるスマートフォンはAndroid 4.3以降のOSを搭載したAndroidスマートフォンもしくはiOS 9以降のOSを搭載するiPhone 5以降のモデル。

【情報元、参考リンク】
Amazon.co.jp/WSD-F20
カシオ計算機/プレスリリース

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