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ソフトバンク、ドローンを活用した無線中継システムの屋外実験を北海道で実施へ

ソフトバンクは6日、新開発したドローン無線中継システムを用いた屋外での実証実験を国内で初めて、12月中旬から北海道虻田郡倶知安町で実施すると発表した。同社はこの実験に関する実験試験局の予備免許を12月1日に総務省北海道総合通信局から取得したことも合わせて明らかにしている。

大規模災害や大規模イベントなど、通常時とは異なる状況下を想定した通信対策は通信各社が継続的に行なっており、自動車に小型基地局を乗せた移動基地局車両をはじめ、気球、船舶など様々な移動体を用いた臨時の通信環境構築手段が開発・運用されている。

そして今回活用されるのは、ドローン。

ソフトバンクは、冬季の山岳やスキー場などでの遭難事故による遭難者の迅速な救助を行うことを目的としている、とのことで、かなり限定したシーンを想定したものではある。しかし、機動力に長けたドローンならではの役目と言える。

今回の実験では、ドローン無線中継システムの通信品質とサービスエリアの広さなどを評価する予定だという。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンク/プレスリリース

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