<▲図:物理カード、専用パッド、タブレットの接続・利用イメージ> |
Project FIELDでは物理カード、専用のパッド、スマートフォン/タブレット向けアプリが連携する。専用パッドは物理カードを乗せる台で、カードの認識、スマートフォン等とのデータ連動の役割をこなす。
<▲図:プレイイメージ> |
専用パッドとスマートフォンはBluetoothで繋ぐ。
<▲図:Project FIELDの専用パッド> |
そして専用パッド上に乗せたカードは、カードの種類だけでなくカードを置いた位置、向き、動きを読み取ることができ、Bluetooth接続したスマートフォン内のアプリ上でリアルタイムに反映される。
<▲図:専用パッドでのカードの認識について> |
専用パッド上のカードの状態がゲームアプリに反映されるだけでなく、その逆もある。カードにはICチップが内蔵されていて、ゲームの進行状況やキャラクターの進化情報など、様々な情報を書き込むこともできる。
<▲図:カードのデータ読み込みと書き込みについて> |
物理カード/専用パッドとゲームアプリ間で双方向にデータ連動ができる点が大きな魅力。
ソニーは、ゲーム開発者向けにProject FIELD用のソフトウェア開発キット(SDK)の開発も進めており、準備が出来次第配布するという。
ちなみに、このProject FIELDに対応する第一弾コンテンツとして「妖怪ウォッチ」シリーズのタイトルが開発されていることも明らかにされた。この作品は、フォワードワークスがレベルファイブ、バンダイとの協業によって開発中。フォワードワークスはソニー・インタラクティブエンタテインメントがスマートデバイス市場に向けた新サービス事業を展開することを目的に今年4月に設立した100%子会社。
Project FIELDに対応した作品自体の面白さがこのプラットフォームがヒットするかどうかの鍵となるはずだが、コンセプトは魅力的なので、まずは第一弾作品とされる妖怪ウォッチシリーズのカードゲームに期待したい。
【情報元、参考リンク】
・ソニー/プレスリリース