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孫正義氏が「孫正義育英財団」を設立。副代表理事にはiPS細胞で知られる山中伸弥氏

ソフトバンクグループ代表 孫正義氏が代表理事を務める一般社団法人 孫正義育英財団が5日に設立されたことが明らかにされた。同財団の副代表理事には京都大学 iPS細胞研究所 所長/教授の山中伸弥氏が就任したことも注目点の一つだ。


理事には東京大学総長の五神真氏、みずほフィナンシャルグループ取締役執行役社長 グループCEOの佐藤康博氏、三井住友銀行 頭取兼最高執行役員 國部毅氏、ソフトバンクグループ 執行役員 管理統括 青野史寛氏。

評議員にも日本将棋連盟棋士の羽生善治氏らが顔を並べるなど、錚々たる顔ぶれだ。

主な活動をリストアップすると次の通り。

(1) 未来を創る人材への育英事業
(2) 未来を創る人材を育成するための施設運営
(3) 未来を創る人材を育成するための環境整備支援
(4) 未来を創る人材への支援者や有識者による会議や交流会の開催
(5) 世界のさらなる文明の発達に貢献する分野の研究者及び研究機関への支援
(6) その他、この法人の目的を達成するために必要な事業


孫正義氏は同財団設立について、次のように述べている。

「人類最大の革命であるシンギュラリティを見据え、高い志と異能を持ち、新しい世界を創出していく数多くのリーダーが求められると考えています。この財団を通じて、未来を創る若者に、新しい価値観やテクノロジーに触れ、一流の志を持つ仲間との交流ができるような場を提供したり、奨学金やテクノロジー 研究への助成するなど、私ができることを精一杯やっていきます。志を持つ若者には、生涯をかけて登るべき山を見つけてほしいと願っています。新しい世界を担う新世代のリーダーを支援することで、人類の未来に貢献したいと考えています」

また、山中伸弥氏は「早い段階から、自分の才能を信じて磨き続けられる環境に身を置くこと。そして、失敗や挫折を恐れずに、自分の目で、頭で、体で、たくさんの経験をすること。それが、科学技術の分野はもちろん、さまざまなフィールドで活躍する人材には必要不可欠だと考えています。皆さんが大きなビジョンを掲げ、その才能を発揮して、日本そして世界を支える未来の力になっていくことを心から応援しています」とコメント。

5日から活動準備をはじめ、年明けから支援を希望する若者を募集する予定だという。

そして2017年2月10日には、「未来を創る若者たちへ」をテーマとして、孫正義氏、山中伸弥氏、五神真氏、羽生善治氏が登壇する特別対談イベントが実施される予定。


【情報元、参考リンク】
孫正義育英財団公式サイト
ソフトバンク/プレスリリース

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