<▲図:福岡での街頭タッチ&トライイベント会場。記念撮影する学生さん> |
4都市のイベントレポートを全て紹介するとなると、どうしても似たような記事になってしまいますので、前回の大阪編ではまとめ方を変え、P9とMateBook、それぞれの製品に焦点を当てて記事を構成しました。そして最後の福岡編は、筆者(GAPSIS編集長 長田)の旅レポートコメントを含めた記事としたいと思います。文体も「ですます調」でいきます。
<筆者の役割>
まず、ファンミーティングへの筆者の関わり方ですが、これまでのレポート記事をご覧頂いた方やイベント参加者はご存知の通り、沖縄を本拠に活躍するラジオパーソナリティーのモバイルプリンスさんとのトークセッションでお話をすることです。もちろん自分が喋るわけなので、取材レポート記事も用意します。
<▲図:コラムでお馴染みの「しまじろう」さんがプライベートで購入した 「HUAWEI Mate 9」を手にする筆者。私へのプレゼントなら最高でしたが……> |
トークセッションは、4都市のイベントそれぞれで少しずつ異なっています。6割くらいが大体同じテーマで、残りの4割くらいが新しい話という感じでしょうか。ツアー最後の舞台となる福岡では総括的な内容と新しい話をすることになります。しかも、福岡でのイベントは12月16日に開催されたのですが、この日は最新機種の「HUAWEI Mate 9」の発売日。Mate 9の話にも少しは触れたい、といったところでした。
事前にイベント運営の方やモバイルプリンスさんらとミーティングしつつトークセッションの準備をしてから福岡へ旅立ちます。
<空路福岡へ>
筆者は千葉県在住なので、さすがに福岡までは歩いてはいけません。今回は飛行機を使っての移動です。朝早く起きて羽田空港へ行き、空路福岡入りです。
<▲図:飛行機で福岡へ。P9で撮影。ワイドアパーチャを使えば背景がボケます> |
私とモバイルプリンスさんは登壇予定があるので、最初の名古屋のイベント(11月18日開催)よりも1ヶ月以上前からハイエンドスマートフォン「HUAWEI P9」とWindowsタブレット「HUAWEI MateBook」を借りて試用していました。特にP9はドイツのカメラメーカー「LEICA」(ライカ)との共同開発のダブルレンズカメラが最大の魅力なので、日頃からP9で写真撮影をしています。
<▲図:P9の背面カメラには「LEICA」のロゴ。魅力的なカメラ> |
今回ラッキーだったのは、天気が良く、雲の状況も良く、富士山が綺麗に見えたことです。機内アナウンスでも富士山が見えることを教えられ、乗客の多くがキョロキョロと富士山を探して感嘆の声を漏らしていました。私が座った場所は窓から3つ目。間は空きで、窓側は一緒に福岡入りする運営側の方でしたので、2人で富士山を撮影しました。
<▲図:富士山はやはり美しいですね> |
掲載写真をご覧頂けばわかると思いますが、オートで適当に撮影してもかなり綺麗に撮れます。P9の魅力は個人的には基本画質の良さ(レンズとセンサー、そして画像処理の能力)と細かい調整のできる「Proモード」の存在だと思いますが、Proモードを使わずとも基本的な画質が良く、一見スマートフォンで撮影した写真とは思えないほどクオリティの高い写真を残すことができます。しかも、シングルレンズ相当に換算するとF0.95と言われるダブルレンズの明るさは素晴らしく、夜間はもちろん日中の明るいシーンでもその恩恵で美しい映像を残せます。
綺麗な富士山を自分の目で堪能し、さらにはP9で写真に残し、満足感を持って福岡入りしました。
<街頭タッチ&トライイベント>
■概要
今回、ファーウェイ・ジャパンはファンミーティングが開催される都市で、街頭タッチ&トライイベントも実施しています。正確にはファンミーティング開催都市+品川の合計5都市です。街頭タッチ&トライイベントは、人通りの多いストリートやお店の前、駅などのスペースに特設ブースを設置し、ファーウェイの製品を持ち込み、通りを歩く人たちがちょっと足を止めて気軽に寄って製品を触って試せる、というものです。
<▲図:福岡での街頭タッチ&トライイベントのブース> |
体験できる機種は現在ファーウェイが日本市場でリリースしている主要機種のほとんどです。ハイエンドスマートフォンのP9、廉価版で今年のSIMフリー市場でのヒット商品でもある「HUAWEI P9 lite」、P9と同等レベルながら異なる方向でのエレガントさを持つ「honor 8」、Androidタブレット「MediaPad」シリーズ、Android Wearを搭載したスマートウォッチ「HUAWEI Watch」、Windows 10搭載2-in-1タブレット「HUAWEI MateBook」、モバイルWi-Fiルーターなどです。
<▲図:P9 lite、honor 8などファーウェイのスマートフォンが勢ぞろい> |
<▲図:エレガントなデザインが魅力のHUAWEI Watchなど> |
今回の特設ブースの主役製品はP9とMateBookです。もちろんhonor 8やMediaPad、HUAWEI Watchなども良い製品ですが、今回はファンミーティングとの兼ね合いもあり、主役はその2機種でした。
■P9
P9とMateBookに関しては、指定の体験メニューをこなすとプレゼントも貰えたので、プレゼントを動機に参加された方もいたかもしれません。かくいう私もさりげなく参加して折りたたみスタンドを貰いました。
<▲図:プレゼントも用意されていた> |
P9の魅力はLEICAダブルレンズカメラだと述べましたが、特設ブースでの体験メニューもやはりP9のカメラです。
<▲図:街頭タッチ&トライブースのスタッフの方々が撮影した写真例> |
P9のカメラの性能を体感できるよう、クリスマスツリーなどが用意され、どれだけ綺麗に撮れるか確認できます。P9は画質の良さだけでなく、「ワイドアパーチャ」と呼ばれる機能も大きな魅力です。このワイドアパーチャでは、デジタル一眼顔負けのボケを楽しむことができます。クリスマスツリーなどはボケを確認するにはちょうど良い被写体です。
<▲図:P9でワイドアパーチャを使ってツリーを撮影> |
カメラアプリを起動し、ワイドアパーチャモードに切り替え、ツリーにフォーカスを合わせて撮影すると、背景がボケます。この時、絞りを調整すればボケの度合いもコントロールできますし、それは撮影後でも可能です。ワイドアパーチャでは撮影後にフォーカスを合わせる場所と絞りを再調整できます。例えば、家に帰ってから大きなディスプレイに出力して画像の細かい部分を確認しながらフォーカスポイントとボケを微調整するようなこともできてしまいます。Instagramなどで美しい写真を投稿したい方には後からの調整機能は最高でしょう。
また、特設ブース内には撮影用のパネルも用意されています。
右側がキラキラしたイルミネーションがプリントされたもので、左側がストリートです。
<▲図:撮影パネル> |
P9のダブルレンズカメラは、全く同じレンズ/センサーを2つ搭載しているわけではありません。1つがモノクロセンサーで、もう1つがRGBセンサーで、役割は異なります。モノクロセンサーではディテールを取得し、RGBセンサーではカラー情報を得て、合成処理することで1つの写真に仕上がります。
左側のストリートをモノクロモードで撮影すると雰囲気があり、奥行きまで感じ取れる写真を残せますし、右側のキラキラを撮ると、あたかも本当に光っているかのような写真を撮影できます。
実際、体験ブースではこれらの撮影を試してみる方もいて、プレゼントもゲットしていました。
■MateBook
MateBookはファーウェイにとって初となるWindows 10搭載2-in-1タブレットです。Windows 10、Intel Core m、4GBもしくは8GBメモリ、128GBもしくは256GBのSSDを積む、まぎれもないWindows機です。
<▲図:HUAWEI MateBook> |
注目は軽さ、薄さ、エレガントなデザイン、そして純正オプションの「MateBookキーボード」や「Mateペン」「MateDock」などのアクセサリー類でしょう。
特設ブースでは、MateBookの軽さと薄さを直に触って確認できた上、デジタルスケールが用意され、自由に何か他のものと重さを比較できるようになっていました。
また、MateBookキーボードもタイピングサービスなどを使って入力のしやすさを体験できたり、MateBookキーボードの角度調節や折りたたんだ状態での質感、手触りなども確認できました。
現在の国内2-in-1タブレット市場はMicrosoftの「Surface」シリーズが強く、ASUSやHP、Lenovoなどが追随している印象ですが、そこに切り込んだファーウェイがキチンとしたスペックを持ち、高級感あるデザインを備え、それでいて低価格のMateBookを持ち込んだのは大きなサプライズです。
街頭タッチ&トライは、そのMateBookを手軽に体験できる場でもあったので、今後のWindows機購入検討の参考になった方も多かったのではないかと思います。
次回は福岡でのファンミーティングのレポートをお届けします。
【ファーウェイ P9&MateBook関連レポート記事】
◆名古屋イベント編
・名古屋ナナちゃん前で開催中のファーウェイ街頭イベントレポート!
・名古屋ファンミーティングレポート:会社及びHUAWEI P9紹介プレゼン編
・名古屋ファンミーティングレポート:MateBook紹介&イベントの様子編
・名古屋ファンミーティングレポート:トークセッション編
◆東京イベント編
・品川街頭イベントレポート
・新宿街頭イベントレポート
・ファンミーティング東京レポート:P9とMateBook紹介編
・ファンミーティング東京レポート:トークセッション&イベント模様編
◆大阪イベント編
・大阪街頭イベントレポート
・ファンミーティング大阪レポート前編:カメラ、基本性能、指紋センサーの多機能さなど魅力満載のスマホP9
・ファンミーティング大阪レポート後編:指紋認証・デザイン・コスパが魅力のWindowsタブレットMateBook
◆福岡イベント編
・福岡編1:富士山撮りつつ空路福岡へ。街頭イベントをチェック!
【情報元、参考リンク】
・「HUAWEI Touch and Try Tour 2016」について
・ファーウェイ・ジャパン主催ブロガーイベント公式サイト
・HUAWEI P9製品サイト
・HUAWEI Matebook製品サイト