WX03の最大の魅力は受信時(下り)最大440Mbpsという超高速に対応すること。そして、GMOとくとくBBでは、WX03の本体価格0円、最大29,100円キャッシュバックというキャンペーンを開始している。もしくはキャッシュバックの代わりに月額料金を2,760円に抑えた企画も選べる。
現在のWiMAX 2+では「4x4 MIMO」と「キャリアアグリゲーション」という2つの方式で下り最大220Mbpsのサービスを提供している。そして、既存製品では「W」シリーズがキャリアアグリゲーションに対応し、「WX」シリーズが4x4 MIMOに対応している。それぞれ方式が異なるので、速度が出やすい環境も異なり、実効速度も場所や状況次第だ。
しかし新たに登場するWX03では4x4 MIMOとキャリアアグリゲーションの両方に対応することで、一方だけでは受信時最大220Mbpsだった速度が2倍の440Mbpsになる。もちろん、4x4 MIMOとキャリアアグリゲーションの両方を上手く機能させられる通信環境の良い場所でなければ超高速は出ないかもしれないが、基本的に既存機種よりも速くなりそうだ。
しかも、UQコミュニケーションズは上り回線も強化する予定で、従来の最大10Mbpsから最大30Mbpsにグレードアップする。WX03はそれにも対応する。これも大きい。
GMOとくとくBBやSo-net、ニフティ、ビッグローブなどのMVNO各社はUQコミュニケーションズのWiMAX/WiMAX 2+のインフラを使ってサービスを提供しているため、GMOとくとくBBで購入しても下り最大440Mbps、上り最大30Mbpsのサービスに対応し、利用できる。
<▲図:WX03のクレードルには拡張アンテナも搭載されている> |
キャッシュバック企画の場合、クレードル無しだと29,100円のキャッシュバックで、クレードルを付けた場合は26,000円のキャッシュバックとなる。個人的にはクレードルを付けることをオススメする。というのも、WX03のクレードルは従来機種のそれと異なり、拡張アンテナも搭載されているからだ。家で使う場合はクレードルにセットしておけば、拡張アンテナのおかげで電波の掴みが良くなる。
キャッシュバックキャンペーンのページは下記。
一方、月額の通信費を2,760円に抑えられるキャンペーンもある。
好みに合わせて選べばいいが、それぞれ途中解約時の違約金なども異なるので、申込の際はその点にも注意したい。
また、どちらを選んでも「auスマートバリューmine」の利用も可能だ。「auスマートバリューmine」はauスマートフォンもしくはauケータイを利用している方がWiMAX 2+も利用する場合、au料金から24ヶ月間、毎月最大934円割引される、というもの。
月額2,760円キャンペーンのページは下記。
なお、GMOとくとくBBでのWX03の発送は12月2日以降、順次となっている。申し込みが早い順ということだ。
【情報元、参考リンク】
・WiMAX 2+で国内最速440Mbps対応のモバイルルーターWX03発表!