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リアルウォッチデザインとタフさが魅力のウェアラブル「Gear S3 frontier」発売へ

サムスン電子は22日、円形のリアルウォッチデザインを採用したウェアラブル端末「Galaxy Gear S3 frontier」をau(KDDI/沖縄セルラー)向けに納入し、12月上旬以降に発売すると発表した。

<▲図:Galaxy Gear S3 frontier>

Gear S3 frontierの特徴はいくつかあるが、円形ディスプレイを採用した腕時計に近いデザインと米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Gに準拠した試験をクリアするタフネス設計が注目ポイントとなる。

ディスプレイは約1.3インチの円形のSuper AMOLED(スーパー有機EL)で、解像度は360×360ドット。「Gorilla GrassSR+」で保護され、ディスプレイ表面のタフさも実現している。バッテリー容量は380mAhで、通常モードでは3-4日、省電力モードでは4-5日持つとされる。

スマートウォッチはバッテリーの持ちが購入判断の基準の一つになるが、Gear S3 frontierは朝から晩までの使用だけで切れる、ということはなさそうだ。同社によれば、「Watch Onlyモード」に切り替えることで、バッテリー残量が5%の状態からでも約10時間持つということだ。

スマートウォッチは基本的にはスマートフォンとの連携によって機能をフル活用できる機器だが、Gear S3 frontierは単体で楽しめる機能もある程度搭載している。気圧計・高度計だけでなく、GPSもGear S3 frontier自体に内蔵されたことで、スマートフォンと接続しない状態でもGear S3 frontierだけでランニングやゴルフなどのスポーツなどのアクティビティで位置情報を記録できるほか、キャンピングやハイキングなどの活動もサポートできる。

さらに、スピーカーも搭載したことで、電話応対も可能となっている。他にもGear S3 frontier向けのアプリを追加インストールすることもできる。

トラブル時に安心の機能として、ホームボタンを3回押すことで、あらかじめ指定した連絡先にその時の位置情報とSOSメッセージを送信できる機能も搭載されている。この緊急機能は「キッズケータイ」や「らくらくスマートフォン」などに搭載されている緊急ブザーと同種のもので、何かあった時に役立つ機能だ。

本体サイズは約46×49×12.9mmで、重さは約63g(ベルト含めず)。カラーバリエーションはスペース グレイのみで、同梱されるベルト(バンド)はブルー ブラックだ。768MBのRAM、4GB ROMを搭載し、Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、NFC、GPSなどに対応する。

連携可能なスマートフォンは同社のGalaxyシリーズに限定されず、Android 4.4以降のOSを搭載し、メモリが1.5GB以上のAndroidスマートフォンなら大丈夫だ。

【情報元、参考リンク】
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