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【取材レポート】らくらくホン F-02J、らくらくスマートフォン4 F-04J、キッズケータイ F-03Jをチェック!【ドコモ2016-17冬春】

NTTドコモ(以下、ドコモ)は、今冬来春向けのラインナップでは、「らくらくホン」シリーズ、「らくらくスマートフォン」シリーズの最新機種と「キッズケータイ」シリーズの最新機種も投入する。本記事では、「らくらくホン F-02J」と「らくらくスマートフォン4 F-04J」、そして「キッズケータイ F-03J」(3機種とも富士通コネクテッドテクノロジーズ製)を紹介したいと思う。

<▲図:らくらくホン F-02J>

らくらくホンとらくらくスマートフォンは主にシニア向けの機種、キッズケータイは子供向けのケータイとなり、いずれもAndroidをベースとして作られている。とはいえ、一般的なAndroidスマートフォンとは異なる。また、発売日はらくらくホン F-02Jが12月中旬、らくらくスマートフォン4 F-04Jが2017年3月、キッズケータイ F-03Jは2017年2月の予定となっている。

<▲図:大きなサブディスプレイが見やすい「らくらくホン F-02J」>

らくらくホン F-02JはOSがAndroid 5.1ベースとなったが、これまでのらくらくホンシリーズの使い勝手はそのままに、VoLTEとHCE(ヒューマンセントリックエンジン)により、通話音声が聞きやすく進化した。

この通話音声に関する機能としては、周囲の音(背景音)に合わせて通話音声を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、年齢に応じて高音部分を自動で補正する機能などがある。また、着信時に一般的な携帯電話の振動よりも大きな振動で知らせる「でかバイブ」機能がある。スマートフォンの「arrows」シリーズもそうだが、通話に関してはヒューマンセントリックエンジンによって富士通製品は優れている。

<▲図:Androidベースだが従来のケータイと同じスタイル>

メインディスプレイは約3.0インチのフルワイドVGA(480×854ドット)で、見やすい文字サイズやフォント、屋外でも見やすい半透過ディスプレイなどを特徴としている。本体のカラーバリエーションは「ネイビー」、「ゴールド」、「ピンク」、「ミントグリーン」の4色だ。

<▲図:キーの表面加工にひと工夫が施されている>

キーボードはキーとキーの間隔がある押しやすいタイプ。キーの役割に応じて形状や表面加工を変える工夫が施されている。

<▲図:3.0インチディスプレイは非タッチパネル>

Androidベースの機種だが、メインディスプレイではタッチ操作はでいない。あくまでもケータイ(フィーチャーフォン)として割り切った作りをしている。画面の下部には3つのキーがあり、よく使う連絡先や機能を割り当てることができる。

<▲図:迷惑電話対策機能は詐欺被害に対応>

お年寄りをターゲットとした詐欺被害対策として、迷惑電話対策機能が強化されている。

未登録の電話番号からの着信があったときは、迷惑電話対策のために通話音声が録音されることを警告する自動メッセージが流れるようになっている。さらに、着信音は相手に音声の警告が終了してから鳴る仕組みなので、かなり工夫されている。

<▲図:録音された音声は迷惑電話対策機能から聞くことができる>

仮に金銭を要求するような電話だった場合は、通話音声が録音されているため、それを持って家族や知人などと相談することができる。

今回のらくらくホンでは、このような迷惑電話対策機能が新たに加わった形となる。

続いてらくらくスマートフォン4 F-04Jを紹介したいが、発売時期が来年の3月ということもあり、今回のドコモの新製品発表会ではモックの展示のみとなっていた。

<▲図:らくらくスマートフォン 4 F-04J>

モックからも分かるが、ケータイ(フィーチャーフォン)からの機種変更するときにその良さが実感できる4.5インチサイズでHD(720×1280ドット)解像度の大きな画面によって文字が読みやすく、富士通ならではの気配りの行き届いた使い勝手の良さが人気となっているようだ。カラーは「ピンク」、「ホワイト」、「ブラック」の3色だ。

<▲図:背面には1310万画素のカメラを搭載。ホワイトはマット仕上げだ>

綺麗に撮れる約1310万画素のカメラや高音質で通話可能なVoLTE対応など、この辺りも進化している。しかも、Google Playからのアプリのダウンロードにも対応する。

最後にキッズケータイ F-03Jだが、こちらも発売時期が2017年2月ということもあり、モックの展示にとどまった。

<▲図:キッズケータイ F-03J>

キッズケータイ F-03Jの主な特徴は、「ワンタッチはっしんキー」や「防犯ブザー」を搭載するほかに、抗菌コートを施して菌の繁殖を防ぐというものもある。カラーは「イエロー」、「ブルー」、「ピンク」の4色だ。

<▲図:抗菌コートと色剥がれしないボディ>

パステルカラーで綺麗な色合いのボディは、傷で塗装が剥がれないよう樹脂に直接色を付けることで実現している。

しかしながらキッズ向けに相応しい発色にするには試行錯誤があったようだ。また、形状も子どもの手にフィットする丸みが付いた石をモチーフとしている。IoTデバイスと連携させることで帰宅を親のスマートフォンに通知することも可能とのことだった。発売は入園・入学・新学期の前となる2017年2月を予定している。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/らくらくホン(F-02J)製品ページ
ドコモオンラインショップ

(記事:mi2_303

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