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Z会とKDDIが連携。Z会の通信教育と端末、通信サービスをセットにした「どこでもZ会プラン」が登場

増進会出版社(以下、増進会)とKDDIは30日、個人・家庭向け市場への展開に関する業務提携契約を締結したと発表した。両社の提携によって、2017年2月より、増進会のグループ会社であるZ会が、同社の中高生向け通信教育サービスとKDDIの端末・通信サービスを組み合わせたサービス「どこでもZ会プラン」を提供する。

この「どこでもZ会プラン」では、端末と専用の学習アプリ、通信サービスがセットになっており、どこでも場所を問わずZ会の通信教育を学ぶことができる。

より具体的に説明していきたい。

まず、Z会は今回のKDDIとの提携前から中高生向けに「iPadスタイル」というプランを提供している。これは昨年春から登場したもので、iPadを使ってZ会の通信教育を学習できるサービス。一年後の今春には中学1年から高校3年、大学受験生まで対象学年が広がり、サービスが拡充されている。

ただ、このサービスはiPadシリーズをすでに所有もしくは新たに購入する方を対象にしたもので、端末及び通信サービスは別途用意する必要がある。そこで、今回、端末と通信サービスをセットにした「どこでもZ会プラン」が新たに登場することになった。これは全てがワンセットになったサービスで、端末や通信サービスのことを考えずに済む分気楽だ。

iPadスタイルの学習用アプリ「Z会学習アプリ」の通信が使い放題なので、安心して学習ができる。

そもそもサービス名がiPadスタイルなので、端末は残念ながら現状ではAndroidタブレットは非対応で、iPadシリーズのみ。端末代込みの価格はiPad Air2(ストレージ32GB、Wi-Fi+Cellular)が66,744円(税込)、iPad mini4(ストレージ32GB、Wi-Fi+Cellular)の場合、66,744円(税込)となっている。Wi-Fiモデルも選択可能で、当然かなり安くなる(ただし、miniに関しては4ではなく2)。iPad Air2は45,144円(税込)、iPad mini2は32,184円(税込)。

申し込み受付は12月16日からで、現在は予約特典としてAmazonギフト券が6,000円分プレゼントされる。また、現在行われている受付はあくまでも予約で、2017年2月頃から始まる本申し込みの手続きも必要だ。

筆者も遠い昔、Z会の会員だったが、こういうサービスがあれば是非利用したかった。ただ、iPadの購入まで考えると初期投資がかなり掛かるのと、セット販売されるiPadシリーズはいずれもストレージ容量が32GBなので、iPadを学生本人はもちろん家族が様々な用途に使うのであれば、よりストレージ容量が大きいモデルを購入した上でiPadスタイルに個別加入する方がいいかもしれない。

いずれにしても、このあたりはiPadの使い道も含めて様々な面から検討した上で申し込んだ方がいいだろう。セットプランは気楽といえば気楽だ。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
Z会/iPadスタイル

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