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au、AQUOS U SHV37を11月18日に発売へ。3色LEDのイルミや省電力性の良さが魅力

KDDI、沖縄セルラーは14日、IGZO液晶搭載、省電力性能などが特徴のシャープ製Androidスマートフォン「AQUOS U SHV37」を18日に発売すると発表した。同じ18日にはLGエレクトロニクス製の「isai Beat」も販売開始となる予定で、いずれも今冬向けの新製品。

<▲図:AQUOS U SHV37>

AQUOS U SHV37は、際立った特徴のないスマートフォンだが、エントリー向け端末としてオーソドックスにまとめっていて低価格なので、初スマートフォンという方や、高機能は要らないという方にはいい選択肢の一つだろう。

ディスプレイは約5.0インチサイズで解像度がHDのIGZO液晶。

5インチHD液晶はSIMフリースマートフォン市場では「ASUS ZenFone 5」に代表される安価な機種で人気を博したサイズ帯で、未だに多くのメーカーがこのサイズ帯で低価格端末をリリースしている。低価格端末ながら使用時の体感パフォーマンスが良い機種が多く、AQUOS U SHV37も同じような特徴を持つ。

メモリは2GB RAMだが、解像度がHDと、それほど高い負荷が掛からないこともあり、パフォーマンスは快適。ROMは16GBなので、ゲームアプリを複数同時にインストールしておきたい、とか動画を沢山撮って端末内にそのまま放置しておきたい、という使い方だと苦しくなるかもしれないが、写真・動画はmicroSDカードに保存し、ゲームアプリは今プレイしているタイトルだけ残す、といった使い方なら全く問題ない。

本体サイズは約71×143×8.3mmで、重さは約137g。バッテリー容量は2,700mAhと意外と大きく、AQUOS U SHV37の省電力性能もあって長持ちする。さらに、バッテリー残量が少ない時に「長エネスイッチ」を利用すれば、動作や機能を一部制限し、持ちを伸ばすことができる。「長エネスイッチ」を日常的に多用することはないかもしれないが、いざという時には役立つ。

シャープ製スマートフォンなので、人工知能エージェントの「エモパー」が搭載されている。しかも、エモパーが話す内容や相手との関係(着信頻度など)に応じて、画面下に配置された3色LEDと画面が連動して光る「ヒカリエモーション」も搭載する。このイルミネーションも特徴の一つだろう。最近ではこうしたイルミネーションを楽しめる機種が減っているので、この点に魅力を感じる方もいると思う。

また、エモパーは着実に進化していて、スケジュールのお知らせなどのほか、行き先の天気やニュースも教えてくれたりする。エモパーにアラームやタイマーのセットを話して頼むこともできる。「エモパーヘルスケア」にも対応し、エモパーに体重を教えるだけで毎日の歩数も考慮して、ユーザーに合わせた専門的なヘルスケアアドバイスもしてくれる。


AQUOS U SHV37はIPX5/8相当の防水、IP6X相当の防塵性能を持つが、水濡れに強いタッチパネルを採用することで、画面に水滴がついた状態でも問題なく操作ができるという。スピーカーが前面に搭載されていて、お風呂での動画視聴などにも向く。

ユーザーの生活パターンを学習し、就寝時間が近づくと自動的にブルーライトを抑えた表示に移行してくれる「リラックスオート」機能なども搭載している。スマートフォンの画面を見ていて目が疲れる、という方にはちょうどいい機能だ。

auのサービス等への対応状況としては、4G LTE、VoLTE、WiMAX 2+には対応するが、キャリアアグリゲーションには非対応。また、ワンセグ/フルセグには非対応で、おサイフケータイ、Bluetooth 4.2、NFC、Wi-Fiテザリングなどには対応する。

カラーバリエーションは「ライム×ゴールド」「プラチナ×ホワイト」「ピンク×パウダー」「メタル×ブラック」の4色。

<▲図:カラーバリエーション>

【情報元、参考リンク】
au Online Shop
KDDI/プレスリリース

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