日本Androidの会は11日、11月19日に柏の葉キャンパスにあるKCC・柏の葉カンファレンスセンター及びKOIL・柏の葉オープンイノベーションラボで開催するイベント「Android Bazaar and Conference 2016 Autumn」(以下、ABC 2016 Autumn)における基調講演、特別招待講演の概要が決定したと発表した。
ABCは今回で通算14回目となるイベントで、Android専門のイベントとしては国内最大規模のものとなる。バザール(展示会)とカンファレンス(講演)から構成されるイベントで、Android関連の商品・技術・サービス等の展示、各種テーマでの講演が行われる。
基本的には業界関係者や技術者などを対象とした展示・講演が多いので、関係者向けのイベントと言えるが、バザールではロボットや最新のスマートフォン、VRコンテンツなども展示されるので、一般ユーザーが参加しても十分に楽しめるイベントとなっている。
特に毎回基本的には大学のキャンパスで開催されることもあり、学園祭のような雰囲気を感じられるイベントなので、関心がある方は気軽に参加してみよう。
さて、そのABC 2016 Autumnのカンファレンスの午前講演では、基調講演として、日本Androidの会の名誉会長である丸山不二夫氏が登壇する。加えて、特別招待講演として総務省 情報通信国際戦略局長 谷脇康彦氏も講演を行う予定だ。
丸山氏と谷脇氏といえば、過去のABCでも基調講演を行なっているが、今回は2年ぶりとなる。
丸山氏と谷脇の講演の概要は下記の通りだ。
もちろん基調講演以外にも様々な講演が予定されているので、当日を楽しみにしたい。
◆基調講演
丸山不二夫氏
(マルレク+MaruLabo 代表/特定非営利活動法人 日本Androidの会 名誉会長)
現在のIT技術の共通のプラットフォームは、モバイルとクラウドです。講演では、まず、モバイルとクラウドの世界のこの間の変化を、ネットワーク技術とハードウェア技術の両面で概観します。ついで、新しい動きとして、AI、特にディープラーニング技術が、モバイルとクラウドの双方に与える影響を考察します。同時に、そこで要求されるGPU等のハードウェア技術が、基本的には、3DのVR技術に必要とされるものと、共通であることを述べたいと思います。
◆特別招待講演(11:00~11:30)
データ主導社会の実現に向けて
谷脇 康彦
(総務省情報通信国際戦略局長)
データを活用した社会課題の解決が重要課題となってきている。 ビッグデータを活用するためのIoTやAIに活用、ベンチャー支援の 取り組みを含め、データ主導社会の実現に向けた様々な動向について紹介する。
【情報元、参考リンク】
・ABC 2016 Autumn公式サイト
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