<▲図:Xperia XZ> |
Xperia XZについては、au(KDDI/沖縄セルラー)とSoftBank(ソフトバンク)も取り扱うことになっており、auは発売日が同じ11月2日、SoftBankは11月上旬以降の予定となっている。また、Xperia X Compactはドコモだけなので、より注目かもしれない。
事前予約はすでに全国のドコモショップやドコモオンラインショップなどで受付中なので、早期入手したい方は忘れずに予約しておこう。
カラーバリエーションはXperia XZがフォレストブルー、プラチナ、ミネラルブラック、ディープピンクの4色で、Xperia X Compactがミストブルー、ホワイト、ユニバースブラック、ソフトピンクの4色となっている。全体的にXperia XZは少し渋めのカラーで、Xperia X Compactは少し淡いカラーだ。
<▲図:Xperia XZのカラーは4色。左から順にディープピンク、フォレストブルー、ミネラルブラック、プラチナ> |
<▲図:XZよりもカジュアルで明るい感じのXperia X Compact。左から順にミストブルー、ユニバースブラック、ソフトピンク、ホワイト> |
ソニーモバイルコミュニケーションズはXperia Xシリーズでは、ディスプレイサイズをそれまでのXperia Zシリーズから少し小さくした5インチに統一したものかと思われたが、今回のXperia XZではZシリーズ時代の5.2インチに戻し、やはり同じくXperia Z Compactシリーズと同様、少し小型の4.6インチのXperia X Compactを用意した。サイズバリエーションとしては、この2サイズがやはり無難なのだろう。
Xperia XZはXperia Xシリーズのフラッグシップモデルで、カメラの進化はもちろん、ドコモの「PREMIUM 4G」の下り最大500Mbpsにも対応する。今回のドコモの今冬来春モデルのスマートフォンでは下り最大500Mbpsに対応する機種はXperia XZと「V20 PRO」の2機種だけなので、その点でも希少だ。
また、ディスプレイの解像度がHDだったり、PREMIUM 4Gの下り最大500Mbpsに非対応だったりと、一部のスペックでは劣るものの、Xperia X CompactはほぼXperia XZクラスの機種で、機能も基本的に変わらないので優秀だ。逆に解像度が低いディスプレイを採用している分、負荷が少ないので、Xperia X Compactはかなり快適だ。
今回のXperia Xシリーズ2機種ではカメラに3センサーを採用している。暗い場所でも高速フォーカスができるためレーザーAFセンサーを新たに搭載し、様々な光源下でより正確なオートホワイトバランスができるようにRGBC-IRセンサーを搭載する。これによって、より自然な色味での撮影が可能だ。
また、5軸の手ぶれ補正を搭載することで、ブレの少ない安定した動画撮影もできる。
オーディオ面ではハイレゾ対応、デジタルノイズキャンセリング対応、DSEE HX対応などを継続。また、バッテリー絡みでの進化があり、急速充電に加え、バッテリーに優しい「いたわり充電」も利用できるようになっている。端子もmicro-BからUSB Type-Cに変更。もちろん、キャップレスで防水対応となっている。
Xperia XZについてはこちらの記事で実機レポートを紹介しているので参照してほしい。Xperia X Compactも後ほど実機レポート記事を公開する予定だ。
【情報元、参考リンク】
・ドコモオンラインショップ/Xperia XZ(SO-01J)製品ページ
・ドコモオンラインショップ/Xperia X Compact(SO-02J)製品ページ
・NTTドコモ/プレスリリース