<▲図:WiMAX 2+も下り最大440Mbps、上り最大30Mbpsに高速化され、 WX03でそれを享受できる> |
このWX03の大きな特徴は下り最大440Mbps、上り最大30Mbpsに対応すること。このことからも分かるように、WiMAX 2+は速度が上がる。下り(受信)速度は最大440Mbps、上り(送信)速度は最大30Mbpsだ。
下りに関しては、基地局側と端末側、双方で4つのアンテナで同時通信を行う「4x4 MIMO」、そして複数の周波数帯で同時通信を行う「キャリアアグリゲーション」、2つに同時対応することで実現している。そのため、それぞれ単独対応だった時の下り最大220Mbpsの2倍となる。
上りはこれまで最大10Mbpsと、やや物足りない印象だったが、3倍の30Mbpsに引き上げられるので、かなり嬉しい進化と言えそうだ。こちらは上り回線にもキャリアアグリゲーションと、「64QAM変調方式」を導入することで実現する。
では、いつから利用できるようになるのか? というと、12月上旬から一部エリアを皮切りにスタートする。要するにWX03の発売に合わせてだ。
下り最大440Mbpsに関しては、東名阪エリア(東京・名古屋・大阪)からのスタートとなる予定で、具体的な利用可能エリアは、公式サイトで随時公開される予定。
また、WX03に関してはこちらの記事を参照してほしい。
【情報元、参考リンク】
・UQコミュニケーションズ/プレスリリース
・UQ WiMAXオンラインショップ
・So-net モバイル WiMAX
・GMOとくとくBB WiMAX2+
・BIGLOBE WiMAX 2+