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国土交通省、国内でもGalaxy Note7の航空機への持ち込みを全面禁止へ

国土交通省は17日、サムスン電子製のスマートフォン「Galaxy Note7」について、日本においても航空機への持ち込みを全面的に禁止すると発表した。Galaxy Note 7の航空機への持ち込みの全面禁止は15日に米国でもFAAから発表されており、日本でもそれに続く形となった。

<▲図:Galaxy Note7>

全面禁止なので、電源をオフにした状態でも機内への持ち込みができない上、預け入れ荷物に含めることもできない。

Galaxy Note7は日本での発売も予想されていたが、この状況を見る限り、どうなるのか不透明だ。

というのも、Galaxy Note7は発火・爆発などの事例が複数発生したことからリコールとなり、調査の結果、バッテリー関連の不具合が確認されたと発表され、交換措置が採られたが、改修品でも同様の発火等の事案が継続発生している。そのため、場合によっては今冬モデルとして通信各社から発売になることはないのかもしれない。いずれにしても、NTTドコモやKDDIなどからの今後の新製品発表会などで明らかになるはずだ。

なお、日本市場では発売になっていないのでユーザーは少ないわけだが、海外からの渡航者が持ち込む可能性や、日本人でもグローバルモデルを購入している方もいる。そのため、国土交通省は9月9日の時点で、Galaxy Note7を航空機内で使う場合、電源を切ること、充電しないこと、そして預け入れ荷物に含めないことなどを航空各社に要請していた。

しかし、今回はそれをさらに進め、持ち込みの全面禁止となった。電源をオフの状態でも機内持ち込みができない上、預け入れ荷物にも入れられないので、現状では航空機を使った移動ではGalaxy Note7を持参できない、ということになる。

【情報元、参考リンク】
国土交通省/報道発表資料

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