<▲図:Xperia XZ> |
Xperia XZはソニーモバイルコミュニケーションズが9月に発表した新たなフラッグシップモデルで、日本では先日発表されたSoftBankに続き、auからも販売されることになる。NTTドコモからも19日に開催される新商品発表会で発表されるものと予想されているため、今季も3キャリア全てが取り扱うことになりそうだ。
Xperia Xシリーズの新たなフラッグシップモデルとなるXperia XZは、ディスプレイサイズが「Xperia Z5」の時代に戻り、約5.2インチ(フルHD)となっている。
毎回の進化と同様、今回もカメラ機能で進化が見られる。
Xperiaシリーズはすでに前回の時点でもコントラストと位相差を併用したハイブリッドオートフォーカスが非常に魅力的だったが、今回はそれに加えて状況に応じて使われるレーザーオートフォーカスも搭載する。これは主に低照度環境、すなわち暗い場所で効くもので、素早いオートフォーカスができる。これらにより、様々な照度環境で適したフォーカスが素早くできる。
さらに、「RGBC-IRセンサー」を搭載し、実物により近い色味を再現することにも成功したとしている。また、動画撮影時に役立つ、5軸の手ぶれ補正機能も持つ。
充電端子にUSB Type-Cを採用したことも特徴の一つで、充電関係でも進化している。出力を調整しながら充電する「いたわり充電」のほか、「Quick Charge 3.0」での急速充電もできる。
オーディオ関係では、ハイレゾ対応、デジタルノイズキャンセリング対応を継続し、ウォークマン代わりに活躍してくれる。
面白いのは、au公式アクセサリー「au +1 collection」でもソニーモバイルコミュニケーションの片耳Bluetoothヘッドセット「Xperia Ear」を取り扱うこと。この製品は完全にコードレスなので、コードに関わる全ての煩わしさから解放されるのが魅力。ただし、片耳ヘッドセットなので、音楽視聴には物足りないだろう。
<▲図:Xperia Ear> |
いずれにしても、Xperia XZはこの冬の注目製品の一つなので、リリースを楽しみに待ちたいところ。
カラーバリエーションはミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルー、ディープピンクの4色で、ネットワークではauの下り最大370Mbpsのサービスに対応する。
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop
・KDDI/プレスリリース