<▲図:ANA Phoneのホーム画面例> |
ANA Phoneは、SBパートナーズがMVNO(他社のインフラを借り入れて、独自ブランドでサービスを提供する事業者のこと。いわゆる「格安SIM」と呼ばれるサービスなどもMVNO)としてソフトバンクの通信インフラを使って提供されるサービス。
スマートフォンの機種はソニーモバイルコミュニケーションズ製の新機種「Xperia XZ」をソフトバンクが販売する。
このANA Phoneでは、前述の通り、毎月の利用料金に応じてマイルが貯まる(「月々マイル」と呼ぶ)ほか、ANA便に搭乗すると「搭乗ボーナスマイル」が加算され、2年間で最大34,400マイルが貯まる。
「搭乗ボーナスマイル」は、ANA Phoneに登録済みのANAマイレージクラブ番号を登録した上で、ANAマイル積算対象運賃の国内線または国際線に搭乗した場合、1回(1区間)につき、4,000マイルが積算される。
また、いつでも旅をしている気分を感じられるオリジナルのホーム画面やライブ壁紙、旅先で役立つANAの就航地の世界時計ウィジェットなどがプリインストールされる。
<▲図:時間帯に応じて変わるライブ壁紙> |
料金プランはSoftBankのサービスに準じたものとなっていて、月額2,700円で国内音声通話を回数制限なく利用できるスマ放題「通話定額基本料(PT)」と、月額1,700縁で5分以内の国内音声通話が回数制限なく利用できるスマ放題ライト「通話定額ライト基本料(PT)」を利用できるほか、SoftBankの「ギガモンスター」を始めとしたデータ定額サービスも利用できる。
データ定額サービスは、「データ定額 30GB(PT)」が月間データ量30GBで月額8,000円、「データ定額 20GB(PT)」が月間データ量20GBで月額6,000円、「データ定額 5GB(PT)」が月間データ量5GBで月額5,000円、「データ定額ミニ 2GB(PT)」が月間データ量2GBで月額3,500円となっている。
次にXperia XZだが、Android 6.0.1を搭載するスマートフォンで、ディスプレイは約5.2インチのフルHD液晶。プロセッサはQualcomm MSM8996クアッドコアで、メモリは3GB RAM、32GB ROM、バッテリー容量は2,900mAhで、ネットワークは下り最大350Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応する。
<▲図:Xperia XZのカラーバリエーションは4色> |
メインカメラには約2,300万画素のセンサーを採用し、高速なレーザーオートフォーカスを搭載する。また、撮影時の光源を正確に認識し、目で見たままの自然な色合いの撮影を実現する「RGBC-IRセンサー」も搭載する。動画撮影を安定して行うことが可能な5軸手ぶれ補正も採用するなど、高機能カメラが特徴の一つ。
また、ハイレゾ対応、デジタルノイズキャンセリング対応などのオーディオ面も魅力。
充電に関しては急速充電「Quick Charge 3.0」に対応するほか、ユーザーの生活習慣に合わせて充電速度を調節する「いたわり充電」も搭載する。さらに、充電端子にはUSB Type-Cを採用。
発売は12月上旬の予定だが、それに先立ち、11月2日からANA Phoneのサービスサイトで詳細の発表と予約の受付が開始される予定となっている。
【情報元、参考リンク】
・ANA Phone特設サイト
・ソフトバンク/プレスリリース