楽天は12日、同社が運営している独自のAndroidアプリストア「楽天アプリ市場」を12月12日をもって終了すると発表した。残すところ3ヶ月だが、掲載アプリの新規ダウンロードは9月12日16時の時点で停止されている。
ただし、すでにダウンロード済みのアプリの再ダウンロードや更新(アップデート)は可能だ。
ユーザーにとって気になるのは、すでにダウンロード済みのアプリを今後も継続利用できるかどうか、それがいつまでなのかだが、それはアプリごとに異なる。そのため、楽天アプリ市場で配信されているアプリを使っている方は、アプリ提供会社からの案内に注意してほしい。
また、楽天アプリ市場で配信されているアプリのアプリ内課金機能の停止時期もアプリごとに異なる。12月12日よりも早い時期に行われる可能性もあるので、その点に関してもアプリ提供会社からの案内を待つことになる。
楽天アプリ市場では、「不正アプリ対策」という、不正アプリのチェック機能が提供されているが、それも9月30日16時に予定されている楽天アプリ市場アプリのアップデートによって利用できなくなる。
この機能は12月12日で完全に機能停止するため、それ以降にチェック結果として表示される内容は不正確なものとなるので気をつけたい。9月30日から12月12日までの間に楽天アプリ市場アプリをアップデートもしくはアンインストールすることで、該当の表示はされなくなる。
楽天アプリ市場の特徴の一つでもある「ポイントを稼げる」コーナーについても12月12日で終了となる。しかし、それに先立ち10月31日16時に案件掲載が停止となり、11月30日16時には「交換予定ポイント」の交換申請が停止となる。注意したいのは交換予定ポイントの交換申請の停止だ。
最後に「コレクション」コーナーについてだが、こちらは楽天アプリ市場からの利用はできなくなるが、下記のURLから引き続き利用することができる。
→https://apps.rakuten.co.jp/collection/
それにしても、短い期間でのサービス終了となり、残念だ。AndroidアプリはGoogleが運営する「Google Play ストア」からダウンロードするのが基本ではあるが、独自のアプリストアをサードパーティが運営できることもAndroidプラットフォームの大きな魅力となっている。もちろん、サードパーティのストアのダウンロードは端末のセキュリティ設定で「提供元不明のアプリ」のインストールを許可する設定に変更しなければならないなどの壁があるため、サードパーティとしても普及させにくい、という課題はある。
しかし、楽天アプリ市場はポイントを稼げるコーナーや、「R18」コーナーなどの特徴的コーナーもあり、独自の魅力を打ち出していただけに無くなってしまうのは残念だ。
同じくサードパーティの独自ストアとしてAmazonが運営するAmazon Androidアプリストアもあるが、こちらはまだ存続している。また、ネットゲームで好調のDMM.comの「DMM GAMESストア」の独自ストアもある。他にもいくつかのストアが生き残っており、できれば独自の魅力を持つストアは今後も残って欲しいところだ。
【情報元、参考リンク】
・楽天/プレスリリース
・楽天アプリ市場
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