<▲図:Galaxy Note 7> |
日本市場に関してはGalaxy Note 7はまだ発売になっていないこともあり、本件は関係ない。しかし、今後日本市場に投入される可能性を考えると、本件に関しては今後の続報にも注意が必要となりそうだ。
Galaxy Note 7は米国で8月19日に発売になったばかりの新製品で、様々な面で進化を果たしたことからGalaxy Noteシリーズのファンはもちろん、旧モデルのユーザーでなくても魅力的な製品と映る特徴を持っていた。
専用タッチペン「Sペン」の検出レートが従来比で1.5倍速くなったこと、Galaxy Noteシリーズとしては初の防水・防塵仕様になったこと、Sペン関係のアプリが統合アプリ「SAMSUNG Note」にまとまって分かりやすくなったこと、Sペンのホバー状態での機能が増えたこと、指紋認証に加えて虹彩認証を搭載したこと、いつものように明るくコントラストの高いスーパー有機ELディスプレイを採用しつつカバーバラスには「Corning Gorilla Glass 5」を採用して強化を図ったことなどだ。しかも、背面にもGorilla Glass 5を採用している。
さらに、急速充電規格「Quick Charge 3.0」「Adaptive Fast Charging」に対応した上、ワイヤレス充電にも対応したことなど、進化ポイントが本当に多い。
ところが、最後に紹介したバッテリー及び急速充電周りに不具合が潜んでいたようだ。
バッテリーが発火する、異常に発熱するなどの問題が何件も発覚し、今回のリコールとなった。サムスン電子によれば、35件の事例がすでに確認されているという。同社は問題の発覚を受けてから調査を行った結果、バッテリーセルに問題があることがわかったという。
そこで、一旦販売を停止し、購入者には問題のないバッテリーセルを搭載した新品と交換する措置を採るという。
【情報元、参考リンク】
・サムスン電子/プレスリリース