この製品は、基本的には専用のモバイルバッテリー「PowerShuttle」向けのUPSで、16個の出力と収納スロットが設けられ、PowerShuttleを16個同時に充電することが可能となっている(8個バージョンの製品もある)。また、USB出力端子も備えている。
PowerShuttleは市販のモバイルバッテリーと同種の製品で、スマートフォンやタブレット等を充電することができるもので、USB出力が2つあるので、同時に2台のスマートフォン等を充電できる。
PowerUPSは合計で16個のモバイルバッテリーを充電できることからも分かるように、個人向けではなく企業や自治体などに向けた製品だ。
例えば「ポケモン GO」などの人気アプリのプレーヤーが多く集まるスポットでモバイルバッテリーを提供する事業者が採用したり、カフェ、カラオケ、レストラン等で同じくモバイルバッテリーを提供する場合などに採用することが考えられる。自治体に関しても、災害発生時などにモバイルバッテリーを提供するために導入することが想定される。
ハードウェアの仕様は次の通りだ。
まず、PowerUPSは1KWhのリチウムイオン電池を搭載し、この容量によってPowerShuttleを90回フル充電できる。本体のサイズは約400×217×450mmで、重さは約24kg(PowerShuttle 16個を含む)。
PowerShuttleは3,000mAh(3.7V)のリチウムポリマー電池を搭載するモバイルバッテリーで、サイズは約70×120×10mmで、重さは約120g。出力は最大で5V 3.1A(2端子合計)。
<▲図:仕様表> |
【情報元、参考リンク】
・PowerUPS製品ページ