<▲図:HP Elite x3> |
同社によれば、法人契約におけるスマートフォンの普及率は5月時点で60.5%。用途はメール、スケジュール管理等が69.9%で、音声通話が59.0%、情報共有(グループウェア等)が42.7%となっている。
それらの用途はAndroidでもiOSでも今では問題なくこなせるほどアプリ/サービスが揃っているが、Windows 10 Mobileならではの魅力もある。
例えば、HP Elite x3では、それらの用途に加えて、外部ディスプレイに繋げばパソコンのような感覚で利用できる「Continuum」機能によって、1台でスマートフォン環境とPC環境を実現でき、社内システムとの連携もしやすい。
<▲図:デスクドックの使用イメージ> |
オプションの周辺機器「デスクドック」にはUSBポート、有線LANポートを備え、HP Elite x3の急速充電にも対応する。そして、外部ディスプレイに繋ぐことで、デスクトップPCのような使い方ができる。「ノートドック」は薄型軽量で12.5インチのディスプレイ、大容量バッテリーを搭載し、ノートブックとして使うことができる。
<▲図:ノートドックの使用イメージ> |
また、セキュリティ面では、HP Elite x3自体のセキュリティ、Windows 10 MobileのOSセキュリティ、KDDIのネットワークセキュリティ、そしてモバイルデバイス管理ソリューション「KDDI Smart Mobile Safety Manager」を組み合わせることで、法人ユーザー向けに安全・安心な環境を提供できるという。
ボディはIP67相当の防水・防塵仕様で、タフネス設計として米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810G準拠の試験をクリアする堅牢性を持つ。振動・衝撃試験、粉塵試験、落下試験、圧力環境や高温環境などの環境試験をクリアしている。
本体サイズは約161.8×83.5×7.8mmで、重さは約195g。
ハードウェアの主な仕様を確認すると、CPUはQualcomm Snapdragon MSM8996 with Adreno 530 GPUで、メモリは4GBで、ストレージ容量は64GB、ディスプレイは約5.96インチで解像度が2,560×1,440ドットのアクティブマトリクス型有機ELで、「Corning Gorilla Glass4」でカバーする。
カメラはメイン側が約1600万画素で、サブカメラは約800万画素。さらに網膜認証用に240万画素の赤外線カメラも搭載する。
バッテリー容量は4,150mAhで、ワイヤレス充電も可能。
販売価格は標準パッケージが77,800円で、プレミアムパッケージ(イヤホン同梱)が79,800円。オプションのデスクドックは12,000円、ノートドックは49,800円となっている。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース
・HP Elite x3製品ページ