<▲図:RECO Sync Car and Portable Cam> |
ソニーのレンズスタイルカメラのように、一見するとレンズというフォルムをしていて、サイズも大きくない。約60×40×60mmで、重さは約112gだ。手に持っての使用、身につけての使用、自転車、自動車などに固定しての使用など、考えらえる利用シーンは様々。
カメラにはソニー製のCMOSセンサーを採用し、レンズはF値が1.8で、画角は150度。比較的明るいレンズを使っているので、夜間などの暗い場所でもドライブレコーダーとして意味をなすレベルの映像を十分記録できそうだ。画角も広いので広範囲に映像を収めることができる。さらに、ワイドダイナミクスレンジ(WDR)技術を搭載し、逆光時などの明暗差が大きなシーンでも白飛びや黒つぶれのない綺麗な映像を記録できるという。
実際にクルマを運転していると明暗差の大きなシーンはかなりある。特に夜間はヘッドライトの反射による白飛び、そして黒つぶれも生じやすいが、RECO Syncではそうしたことなく綺麗に映像を残せるという(※下図参照)。
<▲図:夜間の白飛びについて> |
動画は1080p(30fps)だけでなく、サイズを抑えた720pでの記録もできる。
スマートフォンとの連携もできる。スマートフォン向けのASUS RECOアプリを使って連携でき、スマートフォンからプレビュー映像を確認したり、撮影データを保存したり、それをSNSに投稿したりといった様々な操作が可能だ。しかも、NFC対応のスマートフォンであれば、ペアリングもワンタッチでできる。
RECO Syncはアクションカメラとしての活用も考えられているため、内蔵バッテリーも搭載する。バッテリー容量は720mAhだ。
ドライブレコーダーとして使う場合は、同梱されているシガープラグを使って電源をシガーソケットから取ることができるが、USBでの給電が可能なので、モバイルバッテリー等を使ってもいい。
マウントホルダーから外せばアクションカムとして自由自在に使えるほか、三脚等のカメラ用の市販アクセサリーを使って様々な場所に固定することもできる。標準的な三脚ネジと同じ1/4インチネジを採用しているので、カメラ用のアクセサリーを自由に使える。市販のフィルターも使うことができる。フィルター径は58mmだ。
また、ドライブ中の映像記録のほか、駐車時に車の前方で動きがあったときにだけ記録を行う「監視モード」も搭載している。車上荒らしやいたずらなどの記録を残しておけるので便利だろう。
<▲図:「監視モード」のイメージ> |
ドライブ中に万が一事故が起きた時は、衝撃を3軸センサーが受けて判断し、録画データを自動的に保存領域に移動し、保護してくれる。加えて、指定した連絡先にメッセージを送信することもできるようになっている。
【情報元、参考リンク】
・ASUS公式オンラインショップ「ASUS Shop」
・Amazon.co.jp/RECO Sync検索結果ページ
・RECO Sync Car and Portable Cam製品ページ