<▲図:随所にIoTデバイスを配した客室> |
この「&AND HOSTEL」では、11種類の最先端IoTデバイスを集め、客室等に配置。近未来的なIoT客室で、部屋全体がエンターテインメント空間になっているという。
また、単なる宿泊施設にとどまらず、プレゼンテーションの場としても、IoTデバイスの技術開発/実証実験の場、IoTプラットフォーム構築の研究/改善の場としても活用できる。
「&AND HOSTEL」は、九州大学をはじめ、研究機関・NPO法人、IoTデバイスメーカーと連携して実現したスマートホステルで、今後もスマートホステルブランドとして成長させていくということだ。
<▲図:食事とコミュニケーションが楽しめるダイニングカフェ> |
施設の概要を見ていきたい。
場所は福岡県福岡市博多区上川端町10-5で、地下鉄空港線・箱崎線「中洲川端」駅から徒歩2分のところにある。地上3階建てで、1階にはダイニングカフェと客室、2階には客室とIoTルーム、3階にも客室とIoTルームがある。
宿泊料は複数人で共有する「ドミトリールーム」の場合、1人あたり3,000円から、2名定員の「スタンダードダブルルーム」は1室8,000円、「IoTツインルーム」は1室9,500円、「IoTキングルーム」は1室12,800円となっている。
この「&AND HOSTEL」で採用されているデバイス及び技術協力社は下記の通り。
・iRemocon(株式会社グラモ):
スマホやタブレットと連携できるネットワーク接続型の高機能学習リモコン。
・Atmoph Window(アトモフ株式会社):
お部屋にいながら世界の美しい風景が広がる新しいデジタル窓。
・Qrio Smart Lock(Qrio株式会社):
世界最小の接地面積で様々な条件のドアに取り付けられるスマートキー。
・SmartEyeglass(ソニー株式会社):
視線を大きく変えることなくハンズフリーで様々な情報を取得できる透過式メガネ型端末。
・AR技術協力(株式会社ディー・エム・ピー ):
SmartEyeGlassを使用した福岡観光ガイドをディー・エム・ピー社と連携し、 開発を推進。
・スマート宅配BOX(株式会社エスキュービズム・テクノロジー):
ボックスにアプリをかざすだけで鍵の開閉ができるスマートな宅配ボックス。
・Sleepion(ティ・アール・エイ株式会社):
光・香り・音という3要素により使用者の睡眠をマネジメントする世界初の製品。
・Philips Hue(フィリップス ライティング ジャパン合同会社):
スマホを使い、 調光や1600万色以上もの調色ができるスマートLED照明です。 タイマーを使えば光の目覚ましにもなる。
・ヒューマンビジョンコンポ(HVC-C2W)(オムロン株式会社)
・PlugAir(Beatrobo,Inc.):
イヤホンジャックを通して様々なコンテンツを楽しむガジェットアプリ。
・BOCCO(ユカイ工学株式会社):
スマートフォンのアプリと連動し気軽にメッセージのやり取りが出来るロボット。
・MESH(ソニー株式会社):
様々なブロック型センサーとアプリにより、 IoTの仕組みをカンタンに自分で作ることができる。
【情報元、参考リンク】
・&AND HOSTEL公式サイト