<▲図:COMPUTEX会場への無料シャトルの案内> |
前述したように、COMPUTEX Taipeiは、毎年5月末から6月上旬に台北で開催されるコンピュータ関連の見本市。台湾は日本からのアクセスが良いこともあり、会期中にはたくさんの日本人記者も現地入りして取材を行っていました。各種媒体にて関連情報を目にしている方も少なく無いでしょう。
COMPUTEXの会期中、参加者はさまざまな無料サービスを利用することができます。例えば、台北の空の玄関と言える台北桃園空港からCOMPUTEXの会場(南港展示場と世界貿易センタービル)間には無料のシャトルバスが運行されているため、桃園空港に到着した後、ホテルに向かうことなく無料で展示会会場へ直行することができます。
<▲図:台北桃園空港の到着ロビー> |
運賃が無料となるのはもちろん嬉しい上に、筆者の知る限り桃園空港から南港展示場や世界貿易センタービルへ直行するバスは普段運行されていないため、同シャトルバスは限られた時間を有効活用するという意味でも非常に嬉しいサービスです。実際に、筆者も今回のCOMPUTEXでは台北桃園空港に到着した後、当初考えていたよりも時間が無かったため、ホテルには向かわずに桃園空港からの無料シャトルでCOMPUTEX会場へ移動することにしました。
<▲図:無料シャトルバスの車内・座席> |
<▲図:座席にはUSB電源が用意されていた> |
<▲図:桃園空港→南港展示場→世界貿易センタービル を移動する無料シャトルバスの車窓から。会場の世界貿易センタービルが見えた> |
空港から各会場への移動だけでなく、空港から一部ホテルまでの間にも無料のシャトルバスが4系統運航されています。台北市内は、地下鉄・バス・タクシーなどの交通手段が豊富にありますが、地下鉄やバスを乗り換えたり、タクシーで目的地を伝えるのに不安を感じる方もいるでしょう。空港からホテルまでの無料シャトルを利用すれば、そういった心配も不要です。
<▲図:COMPUTEX会場から各ホテルへの無料バスの案内> |
南港展示場に到着後、最初に探したのは荷物預かり所。
昨年訪問した際の「確かあったハズ…。」という記憶を頼りに、南港展示場の荷物預かり所を探すと、1Fに荷物預かり所を発見。氏名や電話番号などを記入すれば、無料で手荷物を預かって貰うことができるため、筆者のように台湾に到着してすぐに展示会会場へ移動する場合や、台湾滞在の最終日に展示会会場から直接空港へ向かうような場合、荷物預かり所にて荷物を預けてしまえば、身軽に展示会に参加することができます。
<▲図:無料の荷物預かり所> |
<▲図:現地表記では「行李寄放處」。英語表記ではLuggage Strage> |
<▲図:荷物預かり所の様子> |
さらに、COMPUTEX Taipeiのバッジには、会期中に使える地下鉄の乗り放題チケットが内蔵されているため、台北の地下鉄各路線での移動についても無料です。こちらも、地下鉄の運賃が無料となり、金銭面で嬉しいだけでなく、展示会が終了した後に最寄りの地下鉄駅の券売機が混雑し、チケットを購入するために何十分も並ばないといけないとか、慣れない券売機を操作する必要がある、といったストレスから解放される点も非常にありがたいポイントです。
<▲図:COMPUTEX Taipeiのバッジは地下鉄無料パスつき> |
これらの無料サービスは「無料で使えること」はもちろんですが、展示会が開催されている期間中、現地での貴重な滞在時間を有効に活用することができる点や、無用なストレスから解放されるという点で非常に有り難く、今回のCOMPUTEX Taipeiの会期中には各種無料サービスのおかげで、快適に滞在することができました。
記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler
ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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本コラムは毎月第1・第3火曜日更新予定!
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