UQコミュニケーションズは27日、自宅におけるWiMAX 2+の電波改善ツールとして、小型の基地局機器「UQフェムトセル」の提供を年内に開始することを明らかにするとともに、27日から貸出の先行受付を開始した。
貸出にかかる料金は無料で、最低利用期間や契約解除時の違約金も定められていない。
同社は現在もUQフェムトセルの開発を進めている段階だとし、実際に貸出が始まるのは年内の予定。しかし、受付だけはすでに開始されているので、自宅のWiMAX 2+の電波が弱い方は導入を検討してみよう。
ただし、このUQフェムトセルは、自宅の固定回線(「auひかり」「auひかりちゅら」)と接続し、小規模の範囲にWiMAX 2+の電波エリアを構築する、というもの。そのため、WiMAX 2+のユーザーであることはもちろん、「auひかり」か「auひかりちゅら」のユーザーであることが条件となっている。
また、UQフェムトセル経由でのWiMAX 2+の通信であっても、月間データ量としてカウントされるので、その点にも注意が必要だ。月間上限が7GBのプランを契約している方で、自宅での通信ではカウントされたくない、という場合は、Wi-Fi化した固定回線を利用する必要がある。
UQフェムトセルは2種類あり、どちらも小型なので、設置スペースは小さい。重さはそれぞれ約1kgで、サイズは約160×250×35mmのものと約200×200×50mmのものがある。
【情報元、参考リンク】
・UQフェムトセルについて
・UQコミュニケーションズ/プレスリリース
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