<▲図:AQUOS SERIE SHV34> |
<▲図:前面> |
AQUOS SERIE SHV34の主なスペックは、120Hz駆動でなめらかな描画が特徴となる約5.3インチFHD(1080×1920ドット)の「ハイスピードIGZO」、CPUにはクアッドコアのQualcomm Snapdragon 820(MSM8996)、3GBメモリ(RAM)、32GB内蔵ストレージ(ROM)、microSD(最大200GB対応)、4G LTE/WiMAX 2+規格対応受信最大370Mbps・送信最大25Mbps、Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2などだ、au VoLTE、おサイフケータイ、テレビ(ワンセグ・フルセグ)などにも対応する。
<▲図:AQUOS SERIE SHV34とAQUOS SERIE mini SHV33> |
先代の「AQUOS SERIE mini SHV33」(写真=右)では三辺狭額縁スタイル「EDGEST」がデザインの特徴だったのだが、AQUOS SERIE SHV34は上質なスマートフォンを目指すというコンセプトでデザインを再定義。
<▲図:大画面でも使いやすい片手操作モードを搭載する> |
5.3インチという大きなディスプレイを採用するわけだが、片手でも使いやすいよう縮小画面での操作も可能となっている。上図のような片手操作モードを搭載しているので、電車でつり革に掴まっている時などでも操作しやすい。
<▲図:背面> |
カラーバリエーションは「ネイビー」、「ホワイト」、「コーラルピンク」の3色。背面にはハードコートを施したアクリルパネルを採用している。
<▲図:右側面(写真=上)と左側面(写真=下)> |
側面はアルミ素材で上質な仕上がり。側面のフラットな形状はしっかりとしたグリップ感を、角を落としたエッジ部分は手当たりの良さを実現している。右側面(写真=上)には、電源キー、ボリュームキー、左側面(写真=下)には、SIMカード/microSDカードスロットがある。
<▲図:上面(写真=上)と下面(写真=下)> |
上面(写真=上)には、マイク、イヤフォンマイク端子、下面(写真=下)には、スピーカー、microUSB端子、マイク、ストラップホールがある。ハイエンドモデルでは、ストラップホールがあるのは貴重な存在となりつつあるので、ストラップを使いたい方にはAQUOS SERIEは選択肢の一つとなるだろう。
<▲図:金属ボディと2.5Dガラスで上質な仕上がり> |
前面は2.5D加工した強化ガラスを採用し、エッジを落とした金属フレームと一体化している。半鏡面仕上げのエッジ部分は、光の反射具合で側面とのコントラストが付く。両側面にはLEDが美しく光る「ヒカリエモーション」を搭載し、様々な通知や人工知能サポート機能の「エモパー」と連動する。
<▲図:約2260万画素の背面カメラ> |
AQUOS SERIE SHV34は上質を目指したデザインのほかに進化したカメラ機能もその特徴としている。
背面カメラは光学式手ぶれ補正機能を搭載。約2260万画素イメージセンサーを採用し、画質はリコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画像認証プログラム「GR certified」を取得できる品質。さらに、約0.4秒の高速起動による快適操作と、約0.02秒のハイスピードAFが大きな特徴で、実用上ストレスを感じないようスピードアップが図られている。
目指したのは、使い勝手の良い高画質なデジタルカメラだという。
<▲図:撮影モード> |
多彩な撮影モードの中には、開いた花火を認識して自動で撮影する「花火撮影」モードが搭載されるなど、夏モデルらしい特徴を持つ。
前面のカメラは約500万画素で、35mm判換算約24mm相当の広角レンズを採用。最近のスマートフォンでは、多人数で記念写真を撮れることは当たり前となっている前面カメラだが、AQUOS SERIEでは、歪みを抑える画像処理で広角レンズながら歪みのない写真が撮れるのだという。
2014年のモデルから搭載された人工知能「エモパー」は、エモパー4.0にバージョンアップ。これまでおしゃべり機能によるユニークな存在だったものが、音声メモと連携した気付きなどバージョンアップを重ねてきた。
エモパー4.0は、ダイエットに役立つアドバイスをするヘルスケア機能を搭載。タニタの体組成計と連携するなど、体重管理も可能としている。また、エモパーメモで体重を簡単に登録することもできる。
位置情報を記録し、一緒に行った思い出の場所なども記憶するようになり、よりパートナーとして親しみがわくように進化している。
<▲図:AQUOS SERIE SHV34専用「小窓付きブックタイプケース」> |
展示会場には、「au +1 collection」で取り扱う「小窓付きブックタイプケース」の展示も行われていた。閉じたままで通話や写真撮影が可能だ。
AQUOS SERIE SHV34は、これまでのAQUOSシリーズにはなかった高級感とボディ剛性がしっかりしたスマートフォンに生まれ変わった印象だ。ハイエンドスマートフォンらしい性能と、ヒカリエモーションやエモパーなど使い込むと愛着が湧く魅力的な機能を搭載する。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop