<▲図:「SoftBank」の2016年夏モデルの3機種> |
このうちXperia X PerformanceはNTTドコモ(以下、ドコモ)とau(KDDI/沖縄セルラー)も取り扱う。AQUOS Xx3とDIGNO FはSoftBankのみだ。
3機種とも5月17日から予約受付が開始される予定で、発売日はXperia X Performanceが6月中旬以降、AQUOS Xx3が6月上旬以降、DIGNO Fが6月下旬以降の予定。3機種とも6月にリリースされる予定なので、それほど待たずに入手できる。
ソフトバンクはこれら3機種のいずれかを購入した方の中から抽選で合計1万名に「SoftBank SELECTION」の製品など、好きなスマートフォンアクセサリーをプレゼントする「選んで楽しい!スマホグッズキャンペーン」を各機種の発売日から9月11日まで実施することも明らかにしている。
さて、3機種の概要は下記の通りだ。
<Xperia X Performance>
Xperia X Performaceはドコモ、auモデルの記事でも紹介したので、そちらをご覧になった方はすでにある程度ご存知だと思うが、「Xperia Z」シリーズから「Xperia X」シリーズへ生まれ変わった新しいステップのXperiaシリーズの最上位グレードのモデル。
大きな特徴として起動が約0.6秒と速くなったカメラの進化がある。起動が速くなっただけでなく、先読みオートフォーカスの導入で、動きのある被写体でも高速でオートフォーカスできるようになっている。
さらに、バッテリーの制御が改善され、バッテリー寿命が従来の最大約2倍になった上、省電力性能の向上もあり、2日間程度のバッテリー持ちを実現している。
デザイン面でもZシリーズと比べて丸みを帯びた形状となり、背面パネルもガラスから金属素材に変更され、カラーによって表面処理も変えている。ヘアライン加工とサンドブラスト加工が用意されているので、好みに合わせてカラーを選びたい。
なお、基本的にはドコモ、au向けモデルと同じ特徴になるが、LTEの通信速度は各キャリアで異なる。ドコモ版は下り最大375Mbpsの「PREMIUM 4G」対応だが、ソフトバンク版は下り最大262.5Mbps対応となる。
<AQUOS Xx3>
「AQUOS Xx」シリーズの最新モデルで、120Hzで駆動する「ハイスピードIGZO」を採用する点がやはり一つの特徴となる。カメラが約0.4秒で起動することや、約0.02秒という高速オートフォーカス性能も魅力の一つ。また、シャープ製スマホではおなじみの人工知能サポート機能「エモパー」も最新バージョンになり、より多くのシーンで話しかけたりアドバイスをくれるようになっている。
こちらも下り最大262.5MbpsのLTEに対応する。
OSはAndroid 6.0で、CPUはクアッドコアのMSM8996、メモリは3GB RAM/32GB ROM、ディスプレイのサイズは約5.3インチで解像度はフルHD。バッテリー容量は3,000mAhだ。
<DIGNO F>
今回発表された3機種の中では地味な機種になるかもしれない。LTEも下り最大112.5Mbpsまでしかサポートしないし、ディスプレイの解像度もHD(1,280×720ドット)だが、スペックの高さよりも適度なパフォーマンスと低コストを望む場合にはいい選択肢となりそうだ。
OSはAndroid 6.0で、CPUはクアッドコアのMSM8916、メモリは2GB RAM、8GB ROM。ROMが少ないのでゲームアプリを同時に複数遊ぶ方などには向かない。
防水・防塵に加え、米国国防総省の調達基準であるMIL-STD-810Gに準拠した耐衝撃性能を持つタフネスさも特徴。また、手が濡れている時や、手袋をしている状態でもタッチ操作ができるタッチパネルを採用しているので、そうした状態での使用シーンが多く予想される方には向いている。
また、「かんたんビギナーホーム」やフィーチャーフォンライクに文字入力ができる「ケータイ入力」なども備えている。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ
・ソフトバンク/プレスリリース(Xperia)
・ソフトバンク/プレスリリース(AQUOS)
・ソフトバンク/プレスリリース(DIGNO)