まず、新機種は「HTC 10」(HTC製)、「Qua phone PX」(LGエレクトロニクス製)、「Qua tab PX」(LGエレクトロニクス製)、「AQUOS SERIE」(シャープ製)、「AQUOS U」(シャープ製)、「AQUOS K」(シャープ製)、「Speed Wi-Fi NEXT W03」(ファーウェイ製)、そして先行発表済みの「Xperia X Performance」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)、すでに発売済みの「Galaxy S7 edge」(サムスン電子製)の10機種だ。
さらに「TORQUE」(京セラ製)の新色も用意される。
そして、今後、第二弾のラインナップ発表も行われる見込みとなっており、今夏モデルの機種数はかなりの数になる可能性がある。
<HTC 10>
<▲図:HTC 10> |
・メーカー:HTC
・発売日:6月中旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
HTC 10は、世界で初めてメインカメラとサブカメラの両方に光学式手ブレ補正を搭載している点が大きな特徴。さらに、オーディオ面ではハイレゾ音源への対応に加え、ハイレゾ対応イヤホンまで同梱される。ハイレゾ対応イヤホン/ヘッドホンを別途購入せずに済むのは、対応イヤホンを持っていない方には嬉しい。
さらに、4K動画の撮影と同時にハイレゾ録音も可能となっている。撮った動画をハイレゾ音源のサウンドで楽しめる。そして、HTC BoomSound Hi-Fiスピーカーも搭載する。ツイーターとウーファーをそれぞれ専用のアンプで制御していて、迫力ある高音質サウンドを本体スピーカーで楽しむことができる。
また、急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応し、わずか30分間でバッテリー容量の50%を充電できてしまう。Quick Charge 3.0対応のUSB-ACアダプタとUSBケーブルも同梱される。
ディスプレイは5.2インチサイズで解像度はWQHD。メモリは4GB RAM、32GB ROM。
<Qua phone PX>
<▲図:Qua phone PX> |
・メーカー:LGエレクトロニクス
・発売日:7月上旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
Quaシリーズの新モデルとなるPXは5.2インチのフルHD液晶を搭載するスマートフォンで、メモリは2GB RAM/16GB ROM。こだわり設定で写真を撮影できる「マニュアルモード」を搭載したカメラ機能が特徴の一つ。手軽に撮影できるオートモード、クイック起動、フロントカメラサブフラッシュ、顔認識シャッターなどの便利機能もある。また、3,000mAhのバッテリー、Quick Charge 2.0対応の急速充電なども特徴。
「au シェアリンク」によってタブレットとの連携機能も利用できる。スマートフォンに届いた電話着信、SMS、メールなどの通知をタブレットで受けられたり、スマートフォンの画面をタブレットで見たりすることもできる。また、スマートフォンで見ていたコンテンツをタブレットで続きから楽しむことができる「つづき見」にも対応している。
<Qua tab PX>
<▲図:Qua tab PX> |
・メーカー:LGエレクトロニクス
・発売日:7月上旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
Quaシリーズのタブレット新機種は8.0インチでWUXGAの解像度のディスプレイを持つ。メモリは2GB RAM/16GB ROMで、本体の重さは約310g。4,800mAhのバッテリーを搭載しつつ、軽量ボディが大きな魅力。さらに、防水防塵性能も持つので、キッチンやお風呂、アウトドアでも安心して使うことができる。Qua phone PXとの連携機能も大きな特徴。
ブルーライトをワンタッチでカットできる専用キーを搭載するので、読書やウェブサイトの閲覧など、長時間の利用時に目に優しい。また、Webサイトを見ながらメールを書くことができるデュアルウィンドウ機能を搭載している。
<AQUOS SERIE>
<▲図:AQUOS SERIE> |
・メーカー:シャープ
・発売日:6月中旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
今度のAQUOS SERIEは5.3インチでフルHDのIGZO液晶を搭載する。しかも、120Hz駆動のハイスピードIGZOなので、滑らかな描画が可能。バッテリー容量は3,000mAhと大きく、新しい省電力機能「長エネスイッチ」も搭載する。
約2,260万画素の高精細センサーを採用したメインカメラはAQUOSの従来モデルと同様「GR certified」を取得した高画質を誇る。また、カメラアプリの起動が約0.4秒、オートフォーカスが約0.02秒とスピーディーな利用が可能になったことも大きな特徴。
メモリは3GB RAM、32GB ROM。
ユーザーの生活パターンを学習し、就寝時間が近づくと自動的にブルーライトを抑えた目に優しい画質へ移行する「リラックスオート」機能を搭載する。
<AQUOS U>
<▲図:AQUOS U> |
・メーカー:シャープ
・発売日:6月下旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
AQUOSシリーズで初めて採用されるアルファベットの「AQUOS U」だが、5.0インチでHD解像度のIGZO液晶を搭載し、2GB RAM/16GB ROMのメモリを採用する、エントリークラス向けの端末。
カメラでは、自動で花火撮影に最適な設定になる「花火撮影モード」を搭載する。また、動画から静止画を手軽に切り出せる「あとからキャプチャー」も搭載する。カメラはメイン側が約1,310万画素、サブ側が約500万画素。
<AQUOS K SHF33>
<▲図:AQUOS K> |
・メーカー:シャープ
・発売日:6月下旬以降
・実機レポート記事:後ほど公開予定
今夏モデル第一弾ラインナップ中、唯一のフィーチャーフォンスタイルの端末。SHF33にはAIエージェント機能の「エモパー」が搭載された。自宅で本体を閉じて置くと、「おはよう」などの挨拶を始め、天気予報、ニュース、急上昇ワードなどをさりげなく話してくれる。また、防水防塵に加えて耐衝撃性能も持つ。意外と便利な歩数計も搭載する。
<Speed Wi-Fi NEXT W03>
<▲図:Speed Wi-Fi NEXT> |
・メーカー:ファーウェイ
・発売日:6月4日
・実機レポート記事:後ほど公開予定
「UQ WiMAX」始め、WiMAXサービスを提供する事業者も取り扱う「Speed Wi-Fi NEXT」シリーズの新モデルとなる「Speed Wi-Fi NEXT W03」はau 4G LTEとWiMAX 2+に対応する。au 4G LTEとWiMAX 2+のキャリアアグリゲーションで下り最大370Mbpsでの通信が可能。WiMAX 2+だけの場合は下り最大220Mbps。
NFC対応スマートフォンであればSSIDやパスワードを入力せずにタッチするだけでWi-Fi設定が完了する便利機能もある。
バッテリー容量は3,000mAhで、連続通信時間は610分。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース
・au Online Shop