すなわち、1日980円支払うことで、日本にいる時と同じ感覚でデータ通信を行うことができる。海外で使ったデータ通信量は、日本で加入しているデータ定額プランで定められた月間データ量から消費する形となる。
この「世界データ定額」の利用にあたっては、事前に申し込みをする必要はないが、「世界データ定額」アプリをスマートフォンにインストールするか、ウェブブラウザから専用サイトへアクセスする必要がある。
アプリの場合は、あらかじめスマートフォンにダウンロードしておき、渡航先で起動し、「利用開始」ボタンをタップする。アプリを使わない場合は、ウェブブラウザを起動し、専用サイトへアクセスし、「利用開始」ボタンを押す。
渡航先でデータ通信を利用中、「世界データ定額」の残り時間はアプリかウェブサイトでいつでも確認できるようになっている。
追加で1日あたり980円支払うことで、日本にいる時と同じ感覚でデータ通信を行うことができ、データ量も日本で加入しているプランから消費できる、便利な「世界データ定額」だが、利用条件がある。
「データチャージオプション」への申し込みを行っておく必要がある。データチャージオプションは無料オプションだが、必要になった時にデータ量を追加購入できるもの。
また、「世界データ定額」を利用するには日本で下表のいずれかのプランに加入している必要がある。
<▲表:対象の料金プラン(※クリックして拡大)> |
なお、auの国際ローミングサービスはこれまで「GLOBAL PASSPORT(グローバル パスポート)」という名称だったが、「世界データ定額」提供に伴い、5月31日から「au世界サービス」に変更された。今後は「GLOBAL PASSPORT」ではなく「au世界サービス」と呼ばれることになるので注意したい。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース