<▲図:「預金払い」と「Yahoo!マネー」の利用イメージ> |
さらに、割り勘・個人間送金機能に特化したスマートフォン向けアプリ「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」を提供することも明らかにした。
「Yahoo!ウォレット」は「ヤフオク!」や「Yahoo!ショッピング」の利用者であればご存知のヤフーの決済サービスで、3,300万人以上が利用する国内最大級のオンライン決済サービス。基本的にはクレジットカードでの支払いで十分だという方も多いと思うが、今回新たに導入されるサービスによって、さらに支払い手段の選択肢が増える。
まずは「預金払い」から見ていきたい。
「預金払い」では、対象の銀行口座を「Yahoo!ウォレット」に登録すると、「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「LOHACO(ロハコ)」での買い物時の支払いで、指定口座から即座に代金が引き落とされる。
クレジットカードの場合は、クレジットカードの引き落とし日に口座から引き落とされることになるが、できれば即時引き落としの方がいい、という方もいるだろう。特にクレジットカードの利用に抵抗がある方や、お金の管理をシンプルにしたい方には「預金払い」は適している。
まずは25行の銀行口座に対応する予定で、年内に地方銀行12行が新たに追加される予定。
次に「Yahoo!マネー」だが、こちらも最初に対応するサービスは「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」。それらのサービスでの買い物において、1円単位で使用できる電子マネーだ。チャージは「預金払い」に対応している銀行口座から100円以上1円単位で行うことができる。
「ヤフオク!」のユーザーの利点としては、出品した商品の落札代金を「Yahoo!マネー」で受け取ると、落札代金の2%が「Yahoo!マネー」として上乗せされることが挙げられる。また、落札者や「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」での商品購入者にも、「Yahoo!マネー」を使うことで1%分の特典が贈呈されるキャンペーンなどが実施される予定。
<▲図:「Yahoo!マネー」利用によるメリットについて> |
最後にスマートフォン向けアプリ「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」だが、こちらも今夏リリース予定だ。
このアプリでは、「Yahoo!マネー」を利用した割り勘や送金を手軽に行うことができる。「LINE Pay」と似たサービスだが、ヤフーの場合はそもそも「Yahoo!ウォレット」の利用者数が3,300万人に上るため、LINE Payよりも当面は割り勘や送金がしやすいかもしれない。
送金で受け取った「Yahoo!マネー」は現金として口座に払い出すこともできる。
<▲図:「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」について> |
【情報元、参考リンク】
・ヤフー/プレスリリース