<▲図:Pocket WiFi 506HW> |
さらに、506HWの発売に合わせて、3年間月額2,480円で、毎月5GBの高速データ通信ができる料金プラン「Pocket WiFiプラン2 ライト」を提供することも明らかにされた。
506HWはPocket WiFi史上最軽量となる約75gの軽量ボディが大きな魅力で、サイズは約90.9×56×13mm。サイズは特別小さいということもなく標準的だが、軽量だ。
最近のモバイルルーターはディスプレイを搭載し、そこに各種情報を表示し、ある程度の設定は本体のみで行えてしまうが、506HWは逆にシンプルさを追求し、ディスプレイを排除。LEDのみのシンプルな表示としている。LED表示でわかるのは電波状態、電源のON/OFF、電池残量、低速化の状況の4項目。
<▲図:ディスプレイなしでLEDのみで状態表示する> |
また、ファーウェイ製品共通の特徴として約5秒の高速起動が可能となっている。
軽量なので搭載バッテリーの容量も1,500mAhと多くはないが、それでも約6時間の連続通信が可能で、連続待受も約440時間だ。
Wi-FiはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz)準拠で、同時接続可能なWi-Fi機器の台数は10台。
対応するモバイルネットワークは3Gが2.1GHz、FDD-LTEが900MHz、1.7GHz、2.1GHz、AXGPが2.5GHzとなっている。
注意したいのは通信速度だ。下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応するが、Wi-Fi接続時の通信速度は下り最大65Mbpsに落ちてしまう。USBケーブルを使って有線接続を利用している時のみ、下り最大112.5Mbpsでの通信ができる。
結局、よくよく見ていくと、軽量とはいえ性能面では微妙な部分もあるので、ライトユーザー向けの製品といえそうだ。超高速が出なくても構わないが軽量なボディが良い、というユーザー向けのモバイルルーターだ。しかも、月額料金も2,480円と安いので、その点も合わせると悪くない選択肢かもしれない。
【情報元、参考リンク】
・Y!mobileオンラインストア
・ソフトバンク/プレスリリース