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熊本地震を受け、LINEが固定電話・携帯電話に掛けられる「LINE Out」機能を1通話10分まで無料化

コミュニケーションアプリ「LINE」を提供するLINE株式会社は14日、熊本県で14日夜に発生した震度7の地震を受け、LINEアプリから固定電話や携帯電話にかけることができるIP電話サービス「LINE Out」において、1通話最大10分までを一時的に無料化したことを明らかにした。

<▲図:LINE Outの使い方>

LINE Outはインターネット回線を使うIP電話機能で、通常であれば有料だが、今回は特別措置として1通話最大10分までは無料となる。一般の固定電話や携帯電話番号にLINEアプリから電話をかけることができるので、相手がLINEの「友だち」として繋がっていない場合の安否確認手段として活用することができる。

ただし、同社は、緊急性の高い内容や音声通話が必要な内容以外での音声通話はできるだけ避ける方が良い、と案内している。というのも、「災害用伝言板」や「災害用音声お届けサービス」など携帯電話会社が提供する安否確認手段で十分である場合には、それらを利用する方が音声回線の輻輳(混雑)を少しでも軽減できるからだ。

また、LINEの「友だち」として繋がっている方やTwitter、Facebookで繋がっている方、もしくはメールアドレスを知っている方の場合には、それらの手段で安否確認することもできる。

まずは災害用伝言板や災害用音声お届けサービス、web171や171などのサービスを用いるようにし、次に固定通信回線やWi-Fi経由でのSNS、メール等のネットでの連絡手段、それがダメな場合は携帯電話のデータ通信回線の利用、そして最後に携帯電話の音声通話という順序で利用したい。それらの代替手段で十分だという方までもが音声通話サービスを使うと、音声通話サービスしか利用できない環境や状況にいる方がサービスを利用できない可能性が出てくるためだ。

【情報元、参考リンク】
・LINE(Android版 / iOS版

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