<▲図:ハローキティフォン> |
ハローキティフォン自体の希望小売価格は12,000円だが、セットされるSIMカードの発行手数料が3,000円かかるので、合計では約15,000円だ。まずはAmazon.co.jpで予約受付を開始し、近日中にコンビニのスリーエフの一部店舗でも開始する。
スリーエフについては、神奈川県横浜市と大和市の約90店舗で5月1日から予約を始める予定。店頭で申込書を受け取り、必要事項を記入の上、店頭でそのまま申し込み手続きを行う形。発売日以降にハローキティフォンが届けられる。
発売日は5月中旬以降の予定。
また、実物を見てから購入したいという方向けに、一部のサンリオショップ等での取り扱いも予定されている(東京都内の複数の店舗を予定)。詳細はオーラのウェブサイト等で発表される予定。
<▲図:パッケージもハローキティ仕様> |
さて、そのハローキティフォンだが、スマートフォンではなく、かなりシンプルな機能構成の携帯電話機だ。
<▲図:閉じた状態の正面と背面> |
デザイン、色、形状、パッケージはハローキティが誕生した1970年代のデザインをベースにしていて、主な機能は電話とSMS。スマートフォンの普及が進む中でも依然として「フィーチャーフォン」の需要が根強くあること、2台目需要や通話専用機にユーザーが求めるものは機能が限定された低価格機であることがモニター調査によって分かり、機能を絞ったシンプルな端末にしたということだ。
IP電話が利用可能な専用SIMをセットして販売されるが、SIMフリーなので、他社のSIMカードを使ってもいい。SIMカードのサイズはmicroSIMだ。
<▲図:開くとディスプレイやテンキーがある> |
また、シンプルな端末ながら、スマートフォンのようにソフトウェア更新(アップデート)の提供も予定されている。実際、発売後に提供されるアップデートによって機能が追加される予定だという。
本体とセット販売されるSIMカード向けには、2つの料金プランが提供される。
月額980円の「IP電話プラン」では、「050」で始まるIP電話番号が割り当てられ、IP電話による音声通話とSMSを利用することができる。「音声通話プラン」(月額1,580円)では、「090」等の番号から始まる携帯電話番号と、050で始まるIP電話番号が割り当てられ、簡単な操作で切り替えて使うことが可能。もちろんSMSも利用できる。
どちらのプランにおいても、ハローキティフォン同士のIP電話での通話料は無料。
ハローキティフォンのハードウェアの仕様は次の通りだ。
・ディスプレイサイズ:約1.54インチ
・ディスプレイ解像度:240×240ドット
・通信方式:W-CDMA(800MHz/2100MHz)/GSM
・通信機能:Wi-Fi/Bluetooth
・連続待受時間:約170時間
・連続通話時間:約240分
・インターフェイス:microUSB、microSIM
・サイズ:約58×41.5×78.4mm
・重さ:約74g
・付属品:USBケーブル、クイックガイド、取扱説明書
下はAmazon.co.jpでの商品ページ。
【情報元、参考リンク】
・ハローキティフォン公式サイト
・オーラ/プレスリリース(PDF)
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