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ドコモ、通信方式が異なるTDDとFDDでのキャリアアグリゲーションで下り最大340Mbpsの通信に成功

NTTドコモ(以下、ドコモ)は2日、3.5GHz帯を利用したTDD方式と1.7GHz帯のFDD方式のキャリアアグリゲーションによる通信試験を2月24日に千葉県のフィールド試験実施基地局で行い、下り最大340Mbpsを超えるデータ通信に成功したと発表した。

<▲図:本試験におけるキャリアアグリゲーションの仕組み>

3.5GHz帯は、一昨年12月に総務省から開設計画の認定を受けた新たな周波数で、ドコモは今年の6月に「PREMIUM 4G」を下り最大370Mbpsにグレードアップさせるため、高度化C-RANの技術をベースに、TDDとFDDという2つの異なる通信方式でのキャリアアグリゲーションの技術開発を進めてきた。

なお、キャリアアグリゲーションは、複数の周波数帯域を束ねる(同時に通信する)ことで高速化する技術。

今回の試験ではFDD方式は1.7GHz帯、TDD方式は3.5GHz帯で2つの帯域幅、これら3つの通信を束ねて速度を向上させようとしている。

結果、下り340Mbpsという高速を記録し、サービス展開後の通信速度の高速化の実現性が確認された。

<▲図:試験で計測された受信通信速度>

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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